鉢巻展望台
はちまきてんぼうだい □兵庫県神戸市
六甲山の玄関口にある、最初の展望台。
六甲山エリアには数多くの展望台があります。天覧台や掬星台はその代表的なもの。またその他にも有名な展望台がある中で、神戸の街中から一番近い展望台として人気なのが鉢巻展望台です。六甲ガーデンテラスや六甲高山植物園、六甲山牧場へ向かうのに便利な表六甲ドライブウェイの途中にある展望台です。途中といっても麓から登って終点近くにありますので、標高は675m。そこには壮大な眺望が待っています。
カーブの途中に、突然現れる。
勾配のある急カーブの途中に鉢巻展望台の入口があるので、あらかじめ場所を知っていないと通り過ぎてしまいそうです。上りの場合は左側にあって突然入口が出てくるので、急ブレーキにならないように注意。下りの場合は対向車線のカーブの影から急に車が来ないか、ちょっとハラハラしながらのアプローチになります。
大きな駐車場があり、いつも多くの車が停まっています。10台以上は停められるでしょうか。展望台の部分は一段高くなっていて眺望が見やすいように工夫されています。
神戸の街が、壮大なジオラマのよう。
鉢巻展望台から見える眺望には、六甲アイランドやポートアイランドなど、神戸の海の様子がよく見えます。夏の青空を映す海に大きな人工島が張り付いたように浮かび、その上には無数のビルが林立しています。壮大なジオラマのよう。この日は8月にしては空気が澄んでいて、大阪湾を挟んだ対岸まで見通せます。記憶の中の地図と示し合わせて、そんな大きなものを一目で見ていることにちょっと感動します。
今回は真夏の訪問だったので周辺の植物が勢いよく生い茂り、その分見通せる眺望は少し狭くなっています。しかしそれでも十分楽しめる展望でした。
生きているように、表情を変える山々。
また夏だからこそ楽しめる景色があります。それは鉢巻展望台の東西に立ちはだかる、六甲の山並みです。空にある入道雲と同じくらい、モコモコと湧き上がるような緑に覆われて、山全体が膨らんだような光景。明るい太陽を浴びて、眩しいくらいの緑に輝く山容なのです。よく見れば微妙に緑色のバリエーションがあり、濃淡も浮き立つように美しいのです。そこに雲が作る影が落ちたり、また背後の空に真っ白な雲が顔を出したり、変化に富む光景もまた見ごたえのあるものです。
まさに生きているように表情を変える山々の景色を見上げながら楽しめるのも、山頂ではない鉢巻展望台ならではの特徴なのです。
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アクセスマップ
詳細情報
名称 | 鉢巻展望台 |
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所在地 | 兵庫県神戸市灘区六甲山町東山ノ内西谷 |
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休業日 | - |
料金 | - |
駐車場 | 無料駐車場 |
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