天覧台
てんらんだい □兵庫県神戸市
愉しみ方もさまざま、圧倒的な大パノラマ。
六甲山ドライブではほぼ毎回立ち寄るのが、標高約750mにある天覧台。六甲山の中腹にあり、南に大きく開けたパノラマで有名な展望台です。車でのアクセスはもちろんですが、レトロな雰囲気が絶妙な六甲ケーブルでは終着点のすぐ隣。訪れやすさもあり、いつもたくさんの人で賑わうスポットです。
天覧台は昭和天皇の行幸があったことから名付けられた名前。1階は駐車場になっていて、2階が展望台です。カフェも併設されたその場所からは、明石海峡大橋、神戸の街並み、大阪湾をぐるりと取り巻く大阪平野と生駒山地、和歌山方面まで長く伸びる海岸線。とにかく圧倒的な大パノラマが広がります。
標高約750mにある天覧台。六甲山の中腹にあり、南に大きく開けたパノラマ眺望で有名な展望台。
天覧台の一階は駐車場となっている。
アクセスする道路は一方通行。
静けさの中では、目を閉じても霧の動きを感じる。
さて、いつ訪れるか。まずは夜でしょう。1000万ドルの夜景と言われる神戸名物が、存分に味わえる場所なのですから。天覧台は、西にある日本三大夜景・掬星台にひけをとらない夜景を満喫できます。煌びやかな光の粒が溢れ出した川のように、視界いっぱいに広がる絶景。空気の澄んだ冬の夜なんかは、寒さも一瞬で忘れてしまう豪華な夜景になります。テラスではイルミネーションが催されて、ロマンチックな雰囲気。
そしてもうひとつのタイミングは、雨の日。このあたりは雨の日には必ずと言っていいほど、深い霧に包まれます。残念ながら眺望はほとんど見えなくなります。でも実は全然残念ではなくて。濃い霧は目に見える世界を包み込んで、ここが別世界であるかのような気持ちにさせてくれます。幻想的で、安心感に満たされてゆきます。静けさの中では、目を閉じても霧の動きを感じることもできます。その瞬間が一番好きなのです。
六甲山上にはよくある、霧に包まれた世界もまた魅力のひとつ。何も見えない景色が、逆に美しい。
キジのモニュメントは、天覧台の証。
天覧台では、キジのモニュメントがあるのも印象的です。六甲山には昔はたくさんのキジがいたそうで、一種の証のようにテラスの一番目立つ場所に立っています。眺望写真には必ずと言っていいほど写り込んできますが、全然邪魔ではありません。これが天覧台の眺望なのです。
まだ見たことはないですが、条件が整えば現れるという雲海、絶景の夕日や朝日も、いつか見てみたい、天覧台からの絶景です。
六甲山には昔はたくさんのキジがいたそうで、天覧台にはその象徴としてモニュメントがある。
天覧台の山側に聳え立つ森。
霧の日、六甲山の道路。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | 天覧台 |
---|---|
所在地 | 兵庫県神戸市灘区六甲山町一ケ谷1-32 |
問い合わせ先 | 078-861-5288 | 六甲山観光株式会社/六甲ケーブル下駅 |
休業日 | - |
料金 | - |
駐車場 | - |
公式サイト | https://www.rokkosan.com/tenrandai/ |
wikipedia | - |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | - |
LAST VISIT | 202006 |
※掲載のデータは当ページ更新時点でのものです。以後の変更や詳細な情報につきましては、ご自身でお問い合わせの上ご確認いただきますよう、あらかじめご了承ください。