(六甲山の名も無き)展望台
ろっこうさんのなもなきてんぼうだい □兵庫県神戸市
誰も知らない、秘密の絶景展望台。
たぶん、六甲山に時々行く人でも、ほとんどの人が知らない場所だと思います。私もたまたまラッキーなことに発見した、おそらく六甲山での数ある展望の中でも最も素晴らしい体験ができる場所です。しかし観光スポットとして紹介されることもないし、ましてやこの展望スポットには名前さえ付けられていないのです。このサイトでも名前さえない場所を紹介するのは憚られるのですが、でもあまりにも素晴らしい眺望とロケーションなので。。あえて、「名も無き」展望台という名前を付けてこ紹介します。
名前がないから、地図にも載らない。
場所は画像で示す通り、地図的に見るとなんとも説明のしようがない場所。近くに六甲山最高峰の地点があるので、しいて言えばそれが目印です。有名な一軒茶屋というお店も目印になりますが、結局のところ登山道からは外れて車道を歩かなければならない、知る人ぞ知るポイントにあります。
六甲山を東西に横断する道、六甲山上道路沿いには随所に車の待避所が設けられていて、場所によっては眺望を楽しめるようになっています。 しかし今回ご紹介する場所は全く違って、県道から逸れて細い側道のような砂利道を30mほど進んだところにあります。
見つけにくく、西からしかアプローチできない。
その入口が見つけにくくて、うっかりすると通り過ぎてしまいますし、東から走ってくると入口が鋭角すぎて入ることが出来ません。だから西から走ってくるしかなくて、かと言って案内板もないので、初めて訪ねる場合は注意深く運転する必要があります。
私の場合は愛車を乗り換える前に景色の良い場所で最後に写真を撮りたいと、撮影場所を探してドライブしていた時にたまたま見つけたのですが、今から思うとラッキーなことだったと思えます。そしてそこは、想像を超える素晴らしいロケーションだったのです。
圧巻の眺望が広がる先端まで、車のままで。
この名も無き展望台は、両側を背の高い草木に挟まれた細い道を抜けたところにあります。まるで船の舳先のように、空に突き出した舞台みたいな場所。柵などはなく、その先は崖地になっています。だから開放感がすごいです。車はその先端まで行くことが出来ます。南東方向を望む眺望には、大阪平野のほとんどが見渡せます。この日は快晴で、梅田の高層ビル群や天王寺のあべのハルカスまでくっきり見えています。静かな大阪湾と、その向こうに和泉山脈や関空まで。夜景も素晴らしいはずです。
六甲山の最高峰が間近、空もすぐそこに。
また六甲山の最高峰からほど近いこともあって、他の展望所よりも高い場所からの眺望。標高は900m近い場所です。夏の雲はすぐ近くにあり、それがまた壮大な絵画のように景色を飾ってくれます。
広さは車2台は停められないくらいなので、先客がいれば入るのは困難。でもまだまだ知られていない場所なので、今まで数回訪れていますがすんなりと入れています。とにかく素敵な場所ですので、有名にならないように願いつつご紹介しているという複雑な心境です。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | (六甲山の名も無き)展望台 |
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所在地 | 兵庫県神戸市東灘区本山町森 |
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LAST VISIT | 202308 |
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