明石海峡大橋
あかしかいきょうおおはし □兵庫県神戸市
風景を根底から変えた、世界最長の吊り橋。
国道2号線から初めて明石海峡大橋を見付けた時、その大きさには大変驚いたものです。何だか別次元の建造物のような、予想外のスケールでした。明石海峡のそれまでは、すぐそこの対岸として望む淡路島へ、連絡船に乗って渡るのが何の疑いもない日常でした。だからこれだけ一気に両岸を貫いた橋が出来たことが上手く飲み込めないような、ちょっと不思議な気持ちになりました。
1998年に開通した、明石海峡を横断する当時世界最大の吊り橋。長年の悲願が叶った大プロジェクトだった。
神戸空港へ着陸直前の機内から。橋向こうは淡路島。
淡路島の温泉施設「美湯松帆の湯」から見る明石海峡大橋。
全長3991m・高さ298m、壮大なスケールを描く。
明石海峡大橋は1988年の着工以来、阪神大震災にも頑丈に耐え、1998年に晴れて開通しました。同時に淡路島を縦断する高速道路も全通し、関西と淡路島、四国がある日突然つながったように身近な場所となったわけです。
橋は全長3991m。橋を支える2本の主塔の高さは298m、そして主塔間の距離1991m。世界最大の吊り橋です。
年間の交通量は年々増加し、現在は1400万台を超えている。本州と四国が革命的に近くなった。
実際に走るとその壮大さに感動するほど。
後ろに見えているのは神戸の街並み。
今ではこの海峡の、新たな原風景として。
明石海峡大橋を眺めるのにおすすめのポイントは神戸側の舞子公園。緑地が広がり綺麗に整備された公園です。そこからの明石海峡を真っ赤に染める夕焼けに張り付く大橋のシルエットがたまらなく絶景です。
また舞子海上プロムナードという橋の中を歩く遊歩道や展望台もあり、さらに極めつけは、大橋を支える主塔の頂上に登り、高さ290mの空中展望を楽しむことさえできます(予約制)。
夜は橋のライトアップが素敵です。暗闇の海峡に美しい橋影が浮かび上がり、徐々に色を変えていく様子は見ていて飽きません。単に大きな橋ではなくて、色んな楽しみ方ができる明石海峡大橋。今ではこの海峡の原風景として、なくてはならないものとなっています。
明石海峡大橋のフォルムは雄大で、明石海峡の風光や太陽の位置によって様々な絶景を作り出す。
明石海峡の夕陽はハイライトのひとつ。
カラフルにライティングされる夜も見ごたえがある。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | 明石海峡大橋 |
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所在地 | 兵庫県神戸市垂水区東舞子町(神戸側) |
問い合わせ先 | 078-709-0084 | 本州四国連絡高速道路 |
休業日 | - |
料金 | 通行料:2300円(普通車) |
駐車場 | - |
公式サイト | https://www.jb-honshi.co.jp/bridgeworld/index.html |
wikipedia | http://ja.wikipedia.org/wiki/明石海峡大橋 |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298190-d555291-Reviews-Akashi_Kaikyo_Bridge-Hyogo_Prefecture_Kinki.html |
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