紫川ラーメン・播州ラーメン
しせんらーめん・ばんしゅうらーめん □兵庫県加東市





名店の創業者が、新たに開いた名店。
以前訪ねた時にはあまりの行列に諦めてしまったことがある播州ラーメンの名店、紫川ラーメン。播磨中央公園近くの幹線道路沿いにあり、特に昼時は行列必至の人気店です。そして聞けば店主はもともと「西脇大橋ラーメン」の創業者だったとのこと。西脇大橋ラーメンは播州ラーメンを代表する名店なのです。引退後、やはり播州ラーメンをまた作りたくなって、2000年に改めてオープンさせたのが紫川ラーメンなのです。

壁に貼ってある、潔いメニュー表。
14時過ぎに訪ねてみると、運良く並ばずに入れました。店内はテーブル席が4つと、壁際に10ほどのカウンター席。昔ながらのラーメン屋感が色濃い雰囲気。
テーブルにメニューはなく、壁にメニューが貼ってあります。「ラーメン」「ご飯中・大」「ビール」「ジュース」以上。おまけで「お持ち帰り」というのがありますが、潔いメニュー表に惚れ惚れします。今回の注文は「ラーメン」一本で。

播州ラーメンの「甘味」を、十分に感じるスープ。
お盆で運ばれてきますが、丼はやや小ぶりでレンゲはありません。以前、大橋ラーメンで食べた時と同じく、スープは丼から直接すするタイプです。なのでまずはスープを。
播州ラーメンの特徴である「甘味」を十分に感じるスープで、本場の味を存分に楽しめます。豚骨、鶏ガラ、野菜、魚介類を煮出したダシをベースにした甘口醤油スープ。甘味料などは一切使わず、素材と醤油だけでこの甘味を引き出しています。しっかりとしたコクが感じられ、飲みごたえのある絶品スープです。それとほんのり生姜の香りがするところも、後味がスッキリして美味。

播州ラーメンの、ルーツを見た一杯。
独特のスープとの相性を考えた麺は、やや太めのストレート麺。具のチャーシューが美味しくて、薄切りながらしっかり味の存在感ある逸品です。そしてモヤシ、ネギ、海苔が味のアクセントとして良いアシストをしています。小ぶりな丼で女性でもヘビーさはなく、あっさりといただけます。私はスープも完飲。播州ラーメンのルーツを見た一杯でした。

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アクセスマップ
詳細情報
名称 | 紫川ラーメン・播州ラーメン |
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所在地 | 兵庫県加東市下滝野1丁目105-1 |
問い合わせ先 | 0795-48-1678 | 紫川ラーメン |
休業日 | 水曜日 |
料金 | - |
駐車場 | 無料駐車場 |
公式サイト | ー |
wikipedia | ー |
食べログ | https://tabelog.com/hyogo/A2804/A280403/28011421/ |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g1022844-d1699174-Reviews-Shisenramen-Kato_Hyogo_Prefecture_Kinki.html |
LAST VISIT | 202406 |
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