金戒光明寺
こんかいこうみょうじ □京都府京都市
広大な伽藍に法然の教えを守る、「黒谷さん」。
京都では「黒谷さん」の愛称で親しまれている、金戒光明寺。歴史上に名高い僧・法然が鎌倉時代に創起したことで有名で、広大な伽藍には18もの堂塔が建ち並びます。
金戒光明寺は大文字山の麓、京都観光の中心エリアからは少し離れた住宅街の中にあります。だから山門をくぐる前から、とても静かな雰囲気。境内の南にある山門付近には、春には美しい桜が咲きます。
京都では「黒谷さん」の愛称で親しまれている。歴史上に名高い僧・法然が鎌倉時代に開創した。
山門前には美しい木々が茂る。
応仁の乱で焼失したあと、1860年になって再建された山門。
法然上人の生涯を表現、枯山水の庭園「紫雲の庭」。
石段を登れば、正面にはとても立派な御影堂。比較的新しい建物ですが、パリッと糊の効いたような青空をバックに、それはそれは壮大な存在感を放っています。他にも重要文化財の宝殊塔や、1605年に建てられたという阿弥陀堂、法然上人の生涯を表現したという枯山水の庭園「紫雲の庭」なども見どころです。そしてなんといっても紅葉の名所。黒谷さんが1年で一番賑わう季節です。
山門に掛けられている扁額「浄土真宗最初門」は後小松天皇によるもの。
山門から参道を見る。
1605年に豊臣秀頼により再建された「阿弥陀堂」。
本堂で大殿とも呼ばれる「御影堂」。
凛とした風格のある鐘楼。
境内は平和で、安穏とした空気に満ちて。
でも今日はとても静か。平日でしたが、世の中には休みの日しかないんじゃないかと思えそうな、境内は平和で安穏とした空気に満ちています。なんだか空があまりに近く見えます。東側に連なる山並みも、この静寂の世界の守護神のようで。
そして金戒光明寺のもうひとつの歴史。それは幕末に会津藩京都守護職の本陣が置かれたこと。このリーダーである松平容保によって命名され活動を管理されていたのが、あの新撰組なのです。近藤勇も土方歳三も、この黒谷さんの地を経て、歴史に名を刻んでいたのです。私も含めてファンにはたまらない、まさに新撰組ゆかりの地でもあるのでした。
山門を通して望む参道の石段と御影堂。境内は平和で安穏とした空気に満ちていた。
シルエットが特徴的な納骨堂。
黒谷とは、法然が比叡山で修行を行った場所。
境内には美しい緑に満ちている。
18もの塔頭がある。写真は「顕岑院」。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | 金戒光明寺 |
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所在地 | 京都府京都市左京区黒谷町121 |
問い合わせ先 | 075-771-2204 | 浄土宗大本山・くろ谷 金戒光明寺 |
休業日 | 無休 |
料金 | - |
駐車場 | 有料駐車場 |
公式サイト | https://www.kurodani.jp/ |
wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/金戒光明寺 |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298564-d1386170-Reviews-Konkai_Komyoji_Temple-Kyoto_Kyoto_Prefecture_Kinki.html |
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