地雷也本店・天むす
じらいやほんてん・てんむす □愛知県名古屋市





本店で味わう、美味しさの原点。
初めて食べた名古屋名物の天むすは「千寿」でしたが、同じように天むすの有名店としてよく知られているのが「地雷也」。名古屋市内はもちろん、全国の百貨店などにも出店していて馴染み深いですが、今回はその本店を訪問しました。名古屋城から東へ、車で10分ほど。徳川美術館近くの住宅街の一角にお店を構えています。店の手前から、とても良い香りが漂っています。何の香りかと問われたら、天むすの香りです。ご飯と、海老天と、醤油。もう食べた時そのままの香りがするのです。本店では工場が併設されているので、そこから漂ってきているようです。

本店ならでは、出来たての温かい天むす。
地雷也本店では、注文してから天むすを握ってもらえます。だから出来たての温かい天むすをいただけるのが特徴。テイクアウト専門なので、少し走ってオアシス21の芝生広場でいただきます。
レトロ、というか江戸時代のお弁当のようなパッケージ。天然の竹皮で包んであるのは、天むすが乾燥したり湿っぽくなったりしない、絶妙な湿度で出来たてを保つためだそう。そのおかげで包みを広げたら、ツヤツヤでフワッとした状態のままでいただけます。

天然海老の、プリッとした食感。
地雷也の天むすは、千寿と比べるとご飯にしっかり味がついている印象。天然物を使用しているという海老天は、プリッとした食感をしっかり感じます。ちょっと濃いめの醤油風味が、味付きのご飯と芳しい海苔の風味と絶妙に調和しています。それらが混じり合って協奏する美味しさ。一口で食べられるところをわざわざ二口に分けて食べて、その美味しさを楽しみます。時には付け合わせのきゃらぶきを挟んで。これがまた丁度いいリセットになって、天むすの楽しみを復活させてくれます。きゃらぶき、ほんとにいい仕事をしてくれます。

いつまでも変わらない、発祥の場所。
本店に行くまでにも何度か食べたこともありましたが、やはり本店で、というのが旅の醍醐味。支店が増えたりチェーン展開をしたり、美味しいものが世の中にどんどん広まっていくのは当然なんでしょうが、いつまでも変わらない発祥の場所を訪ねる。昔はここだけと思って記事にした店も、10年経てば全国区になったお店もいくつもありました。けどそうあっても、やはり美味しさの原点を訪ねることは、これからも続けてみたいと思います。

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アクセスマップ
詳細情報
名称 | 地雷也本店・天むす |
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所在地 | 愛知県名古屋市東区徳川1-739 |
問い合わせ先 | 052-934-1064 | 地雷也本店 |
休業日 | 不定休 |
料金 | - |
駐車場 | 無料駐車場 |
公式サイト | http://www.jiraiya.net/ |
wikipedia | ー |
食べログ | https://tabelog.com/aichi/A2301/A230110/23039635/ |
トリップアドバイザー | ー |
LAST VISIT | 202405 |
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