天むす千寿・天むす
てんむすせんじゅ・てんむす □愛知県名古屋市
天むす一本で勝負する、元祖の有名店。
名古屋名物ってほんとにたくさんありますが、その中のひとつ、天むす。小振りな三角おにぎりの天辺から、海老天の尻尾がニョッキと飛び出した独特の料理です。その天むすの元祖と言われるお店が、上前津にある千寿です。そして「天むす」という料理名そのものが、このお店の商標登録なんです。
まさに天むすの元祖で、「天むす」という料理名そのものがこのお店の商標登録となっている。
小ぶりな外観とは裏腹な、大忙しの店内。
小さなお店に小さな暖簾を目立たないように掛けたような、控え目な外観。外から見ると、何の店か分からないくらいです。交通量の多い大津通沿いにしてはひっそりと店を構えているように見えますが、その小さな暖簾をくぐるとお昼時だったためか店内は大忙しの様子。出荷前の天むすの箱が山と積まれていました。数席のテーブルがある店内で食べることもできますが、今回はテイクアウトで熱田神宮にて包みを広げました。
ほんのりと塩味の効いた白飯に、ぷりぷりとした海老天の芳ばしい甘さと海苔の旨味が絶妙に混じりあって、素朴なんだけど深い味わいを楽しめます。一口サイズなので五個入りの包みはあっという間になくなってしまいました。
ぷりぷりとした海老天の芳ばしい甘さと海苔の旨味が絶妙に混じりあって、素朴なんだけど深い味わい。
天むす一本で勝負、守り続ける味と誇り。
千寿は天むす一本で勝負する、まさに元祖に相応しいお店。最高級のコシヒカリに、近海でその日に獲れた新鮮な小海老、選び抜いた海苔と塩を使用する徹底ぶり、そしてすべての行程を職人さんの手作業で作り上げることにもこだわりを持ち、創業以来の味を守り続けています。
なんでも元々、小海老の天ぷらを入れたおにぎりを出すお店が三重県津市にあり、現在の店主が頼み込んでレシピを譲り受け、名古屋へ持ち帰ったのだそうです。託されたその味を絶対に伝えきるという意気、そしてそれを守り続けている誇り、そんなものが、あのとても忙しそうな店内には確かに漂っていました。
その日に獲れた新鮮な小海老、選び抜いた海苔と塩を使用する徹底ぶり。包み紙にも風格を感じる。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | 天むす千寿・天むす |
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所在地 | 愛知県名古屋市中区大須4-10-82 |
問い合わせ先 | 052-262-0466 | 天むす千寿 |
休業日 | 火曜日、水曜日 |
料金 | - |
駐車場 | 周辺有料駐車場 |
公式サイト | http://www.tenmusu.com |
wikipedia | - |
食べログ | http://r.tabelog.com/aichi/A2301/A230105/23000026/ |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g298106-d1702441-Reviews-Tenmusu_Senju_Honten-Nagoya_Aichi_Prefecture_Chubu.html |
LAST VISIT | 201109 |
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