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本住吉神社 本住吉神社

本住吉神社

もとすみよしじんじゃ □兵庫県神戸市
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住吉大社の源流とも言われる、神戸の古社。

日本全国でよく目にする「住吉」という地名。その地域には住吉三神(底筒男命・中筒男命・表筒男命)を祀る住吉神社があることが多く、最も有名なのは大阪の住吉大社。でもその住吉大社よりも古くて源流とする説もあるのが、神戸市にある本住吉神社です。その説では住吉大社も元は本住吉神社から住吉三神を勧進したとされているのです。あくまで一説ですし有力なのはやはり住吉大社なのですが、創建は4世紀とされている古社で、神戸市の東部では最も有名な神社のひとつです。

本住吉神社

境内に一歩入れば、静寂の別世界感。

境内は南側で国道2号線に面しています。古くから山陽道として往来のあった道で、山陽道の別名でもある「西国街道」の碑が本住吉神社の傍に立っています。交通量が非常に多い道路で、境内の北側にはJR神戸線も走っていて、騒音に挟まれたような場所に鎮座していますが、境内に一歩入ればどういうわけかすごく静か。落ち着いた気持ちがそう思わせるのか、周囲の音は全く気にならないほどの別世界感があります。

本住吉神社

六甲山を背後に、清々しい雰囲気。

境内の社殿が比較的新しく見えるのは、阪神淡路大震災の時に大破した後に復興されたからです。境内の中ほどに注連柱があり、それを超えると左右に小さな社があります。本殿に対して90度回転し、参拝者を両横から迎えるように鎮座しています。左側が「奇岩窓社」、右側が「豊岩窓社」と呼ばれ、住吉大社の「矛の御社」「楯の御社」に相当する境内社です。
拝殿は六甲山と澄んだ空を背景に凛然と佇み、清々しい雰囲気で鎮座しています。本殿はほぼ見えないのですが、拝殿の右奥に境内社が並びます。

本住吉神社

大きな石灯籠が並ぶ、独特の雰囲気。

社殿がそれぞれ新しい感じがする一方、本住吉神社の長い歴史を伝えているのは石灯籠です。江戸時代からのものも多くあるといい、流麗なものからゴツゴツとして岩の風合いを残したものまで、しかもどれも大きな石灯籠で、境内に独特の雰囲気を作り出しています。
また境内を取り囲むように木々が生い茂り、内と外を分けています。境内は豊かな植生に守られて、だからこの静けさを保っているのかもしれません。

本住吉神社

街を揺るがすだんじり祭と、巨大な地車庫。

また本住吉神社では、毎年5月に盛大なだんじり祭が催されています。8つの地区にそれぞれのだんじりがあり、街を練り歩きながら本住吉神社へ宮入します。勇壮でありながら気品のある、神戸ならではのだんじり祭り。
そのだんじりは、普段は本住吉神社の地車庫に保管されています。幅30m、高さ5mほどもありそうな大きな地車庫で、空・茶屋・反高林といった地区名が書かれた札がそれぞれ掛けられています。シャッターが閉まっていますが、それでも迫力があります。これが全て開かれる時を、一度は見てみたくなりました。

本住吉神社

photo.

アクセスマップ

詳細情報

名称 本住吉神社
所在地 兵庫県神戸市東灘区住吉宮町7丁目1-2
問い合わせ先 078-851-3746 | 本住吉神社
休業日 -
料金 -
駐車場 -
公式サイト
wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/本住吉神社
食べログ
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