海のギャラリー
うみのぎゃらりー □高知県土佐清水市
約3000種、8万点もの貝殻の博物館。
足摺岬と並んで土佐清水市の観光名所である竜串海岸。その複雑怪奇な奇岩が延々と続く自然の博物館の横で、ひっそりと佇む海のギャラリー。そこには土佐沖で採集されたものを中心に、ありとあらゆる貝殻のコレクションが美しくデコレーションされ展示されています。その数約3000種、8万点。一歩中に足を踏み入れると、まさに海底世界に迷い込んだかのような不思議な感覚に襲われます。
竜串海岸にある、約3000種8万点もの貝類を展示するギャラリー。シャコ貝をイメージしたという建物が独創的。
開館は1967年と、歴史がある。
シャコ貝の少し開いた口のような天窓。
独創的な館内には、コレクター垂涎のレアな貝殻も。
海のギャラリーは1967年に開館。個人収集家のコレクションを惜しげもなく展示しています。その建物も独創的。外観はシャコ貝をイメージした形だそうで、中に入ると2階の天窓から差す自然光が、青を基調カラーとした館内を海の中みたいに照らしています。
そんな幻想的な雰囲気の中、1m以上もある大きな貝から、1mmほどの微小な貝まで、多彩な貝たちがギャラリーを彩ります。カラフルだったり個性的な形だったりで楽しめる一方、珍しい一点物の貝も展示されています。例えば、深い海に住み「日本三宝」と呼ばれ珍重されるオトメダカラ、テラマチダカラ、ニホンダカラが全部あるし、原始的な特徴を持ち「生きた化石」と呼ばれるリュウグウオキナエビスなど、コレクター垂涎のレアな貝殻もあります。
幻想的な雰囲気の中、巨大な貝から微小な貝まで、カラフルで多様な貝たちがギャラリーを彩る。
海と森の両方を感じられる、不思議な感覚。
館内にはゆっくりとお茶をいただけるカフェコーナーもあり、そのテラスに出ると周囲は背の高い広葉樹に囲まれ、広い芝生の広場も併設しています。すぐそばまで黒潮の波が打ち寄せているというのに、ここだけはどこか清々しい高原の森の中のような雰囲気。だからその中にある海の世界に満ちたギャラリーは、なんだかその存在をより特別なものに感じさせてくれます。海と森の両方を感じられる不思議な感覚、その中に身を委ねながらのんびりと過ごす時間がとても贅沢でした。
周囲は背の高い広葉樹に囲まれ、すぐそばに海があるというのに、ここだけはどこか高原の森の中のような雰囲気。
木々に囲まれた聖域のような敷地。
芝生広場もあり、海風に草の香りが混じる。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | 海のギャラリー |
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所在地 | 高知県土佐清水市竜串23-8 |
問い合わせ先 | 0880-85-0137 | 海のギャラリー |
休業日 | 木曜日 |
料金 | 大人:500円、高校生:300円、中学生以下:無料 |
駐車場 | 無料駐車場 |
公式サイト | http://uminogallery.webcrow.jp/ |
wikipedia | - |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1023340-d8148409-Reviews-Gallery_of_the_Sea-Tosashimizu_Kochi_Prefecture_Shikoku.html |
LAST VISIT | 200909 |
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