足摺スカイライン

青い風と、緑の木漏れ日を行く爽快ルート。

足摺スカイラインは、土佐清水市街から足摺岬までを結ぶ全長約12kmのドライブウェイで、1995年からは無料で通行できるようになりました。黒潮のおかげで温暖な高知県でも最も南に位置するだけあって、南国をほのかに感じさせる道沿いの木々が印象的なドライブコースです。
土佐清水の中心部からしばらくは海風に押されながら海岸線を走りますが、ほどなくしてじわじわと坂を駆け上がり、足摺半島の台地をすっぽり覆う湿潤な森の中をうねるように走ります。半島の尾根を伝うため急坂や急カーブも随所にあり、まるで山岳道路といった様相。道の両サイドには、自由奔放に成長した濃密な緑が茂ります。

photo_by_x768_CC_BY-SA_2.0_from_flickr.com

足摺岬付近。景色が開けているのは支店と終点くらいで、基本的には森林の中を走る。

爽やかで、浮遊感いっぱいの道。

そのため海への展望が開ける場所もほとんどないのですが、その分頭上に空が近く感じられ、青い風と緑の木漏れ日を浴びながら、爽快に駆け抜けます。例えばJigsawの「SkyHigh」がBGMに流れそうな、爽やかで浮遊感いっぱいの道です。
最後は空も見えないくらいに覆い被さる森を抜け、パッと展望が開けたところが足摺岬です。

この写真は実は海沿いの県道のもの。一般的なのはそちらのルートなので、足摺スカイラインを走るにはわざわざこの手前で山に入らないといけない。

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