黒潮工房・鰹のタタキ

激旨の藁焼き鰹のタタキは、体験もできる。

まさに工房の職人が鍛え上げた腕前で名品を作り出すように、選び抜かれた素材に熟練の技で調理される鰹のタタキが味わえる名店です。人気の温泉施設・黒潮本陣と同じ敷地にあり、観光客を中心に訪れる人々が絶えません。
敷地からも見える久礼漁港は、中土佐でも有数の鰹水揚げ基地。1996年にオープンして以来、一貫して地元で水揚げされる新鮮な鰹だけを使用し、昔ながらの藁焼きで仕上げるタタキが一番人気です。そのこだわりは徹底的です。なんでも味の良し悪しは、冷凍をしていない生の鰹をさばいてみて初めて分かるもので、漁があって鰹が揚がっても、切ってみて良くない鰹は客には出さないのだそう。だから生のかつおが無い日は、そもそも店のメニューから外れてしまいます。冷凍鰹なんてもってのほか。無添加でただただ新鮮で、そして素朴な藁焼き製法。

舌の肥えた土佐人にも絶賛される、鰹のタタキ。

他にも名物料理があって、地魚を天日干しにした干物定食。七輪が運ばれてきて自分で炭火焼きにしていただきます。水揚げによって変わる旬の地魚の干物は、脂の乗り方が最高です。
今回はなんといっても、舌の肥えた土佐人にも絶賛される鰹のタタキを注文します。
手早く包丁で切り分けられ皿に盛られた鰹のタタキに、専用の特製ダレをかけていただきます。ほんのり温かい鰹はまったく臭みがなく新鮮そのものといった感じで、鰹本来の旨味と甘味が惜しげもなくあふれ出すような絶品。

藁焼きかつおタタキ体験と、豊富な天日干しの海産物。

いつも思いますが、高知で食べる鰹のタタキは、普段の街での生活で食べるものとは全く質が違います。こちらでの美味しさを体験してしまうと、もう今までの鰹のタタキが食べられなくなってしまいそうなくらい。それだけのためにまた高知にやって来たくなるような、何度味わってもまた食べたい本場の味です。
さらに黒潮工房では、藁焼きかつおタタキ体験もできます。一本釣りされた新鮮な鰹丸ごと1匹を、さばくことから藁で焼くまでを実際に体験できるというもの。またお土産にもできる天日干しの海産物や朝採れの新鮮野菜も販売していて、久礼のグルメをたっぷり満喫できるお店でした。

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