相生ペーロン海館
あいおいぺーろんかいかん □兵庫県相生市





相生の白龍、その全てを体感する。
相生市の名物である伝統行事がペーロン(白龍)。中国から長崎を経由して相生には大正時代に伝わったと言われる、中国発祥の競漕のことです。元々中国から出稼ぎに来た人々が、相生の造船所にたくさんやってきたことから、故郷を偲ぶ行事として始められたのだそう。以来、相生市では100年以上続く郷土の祭りとして今も受け継がれています。
毎年5月に開催される「相生ペーロン祭」は、相生市で最も盛り上がる祭り。この日のために練習を重ねた約60チームが出場し、その速さを競います。

相生ペーロン海館は2017年に開業。相生市で100年以上続く「相生ペーロン祭」のペーロン船を展示している。


ペーロン船は想像以上に大きさがある。


相生ペーロン祭の写真展示コーナーも。
ペーロンの船を、間近に見学できる。
2017年に開業した相生ペーロン海館は、そんなペーロン祭りのさまざまを展示している観光施設。のどかな相生港、堤防の外側で海の間際にあります。一番の見どころは、ペーロン祭りで実際に使われるペーロン船を間近でじっくり見学できることです。建物内に船を格納する倉庫があり、無料で開放されています。
船は全部で14艘あります。想像以上に大きくてがっしりした木造船。全長は約13mもあり、かなりの迫力があります。ここに漕ぎ手28人、艇長、舵取り、銅鑼、太鼓の4人の合わせて32人が1チームとなって乗り込むのです。

ペーロン船を格納する倉庫があり、無料で開放されている。船の全長は約13mあって、かなりの迫力がある。


格納される船は全部で14艘ある。


この船に1チーム32人が乗り込むという。


倉庫には船が2段に格納されている。


チームごとに太鼓や舳先がある。
各艇で打ち鳴らされる、銅鑼や太鼓も。
船はもちろんのこと、漕ぎ手が使うオールや、各艇で打ち鳴らされる銅鑼や太鼓なども保管展示されていて、船と合わせて見学できます。また建物の2階からは大きなガラス越しに上から見下ろすことができ、あらためてその大きさに驚かされます。ちなみにこの2階の休憩スペースからは穏やかな相生港を一望できるのでおすすめです。
体験乗船のイベントが催される時もあり、本物のペーロンを体感できるチャンスも。また歴代のポスターの展示も見ごたえがありました。

各艇で打ち鳴らされる銅鑼や太鼓なども保管展示されている。


館内2階にも道具が展示されている。


漕ぎ手が使う木製のオール。


2階からは相生港を見渡せる。


風で羽を乾かしている海鳥たち。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | 相生ペーロン海館 |
---|---|
所在地 | 兵庫県相生市相生6丁目7 |
問い合わせ先 | 0791-23-7151 | 相生ペーロン海館 |
休業日 | 毎週水曜定休※11月~3月は土、日、祝のみ開館 |
料金 | - |
駐車場 | 無料駐車場 |
公式サイト | https://www.city.aioi.lg.jp/soshiki/chiikishinko/aioipe-ronkaikan.html |
wikipedia | ー |
食べログ | - |
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