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十三味・明石焼 十三味・明石焼

十三味・明石焼

とみあじ・あかしやき □兵庫県明石市
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オススメ度

究極のとろとろ食感、明石焼の王者。

たとえば広島のお好み焼き店のように、明石では明石焼のお店がどんな小さな町角にもあったりします。民家の庭の掘立て小屋のような店で、近所の子供たちのおやつや年配の方々の井戸端会議のお供に。普段の何気ない生活に密着した明石焼を、今回はJR西明石駅の南側すぐにある人気店、「十三味」でいただきました。
店内はカウンターに5席、テーブル席で5席ほどの小さなお店です。使うタコは全て明石産の真ダコという、8つの明石焼のメニューがある中、今回は「こだわり卵の明石玉」を注文。明石焼を焼く鉄板はカウンター席の目の前のため、そこに座って調理を見ながら待ちます。

十三味・明石焼

明石焼の作り方を、じっくり眺めながら。

鉄板はたこ焼きと同じように丸い窪みが並びますが、たこ焼きと違うのは、明石焼を焼く鉄板は持ち手が付いたもの。一人前ごとに1枚の鉄板で、8個の窪みが付いたフライパンのようになっています。まず生地を窪みの8割ほど注ぎ、グツグツと沸き出したかと思えばすぐにパチパチと焼ける音に変わります。一旦火を止めタコを投入、また火をつけて生地を全体にひたひたになるほど流し入れます。あとはまだひたひたの状態からたこ焼きと同じように串を回し入れ、丸く仕上げていきます。最終的には見事なまん丸に。焼き加減が均一になるように場所を入れ替えて少し焼き、手持ちの鉄板をひっくり返すように皿に被せれば、綺麗に並んだ明石焼の完成です。

十三味・明石焼

口の中で滑るほど、驚くべき滑らかさ。

十三味の明石焼は絶品でした。まず明石焼ひとつひとつの食感が素晴らしいてす。表面はふわふわで、中身はトロトロ。そしてそのトロトロの具合がまさに絶妙で、なんとも表現しがたいような独特の舌触りなのです。固まりかけた液体とか、溶け始めた固体とか、そういう種類のトロトロ感ではなくて。液体とも固体とも言えない、なにか特別な物体のようで、そして究極の滑らかさ。口の中で舌の上で勝手に転がってしまうような、不思議な食感です。これには驚きました。生地にはねばりが強い「大和芋」を使っているそうです。

十三味・明石焼

芳醇なダシの香りと、噛みごたえ抜群の真ダコ。

そして芳醇なダシの香り。明石焼自体にもたっぷりダシの旨味が効いているのと、付けダシの風味もまた抜群。明石焼を付けダシの中で割って、トロトロに吸わせてからいただきます。明石焼って、ある意味ダシを楽しむ料理でもあるのだなと思います。
そしてタコがまた素晴らしく、明石海峡の潮流で育ったタコは身が締まっていて歯応えが抜群。噛めば噛むほど旨味がにじみ出し、生地とダシとの味の融合が絶品です。

十三味・明石焼

素材にはとことんこだわる、店のコンセプト。

他にも九条ねぎを織り交ぜた「こだわり卵で九条ねぎの明石玉」も店長オススメの逸品。素材にはとことんこだわる店のコンセプトが伝わってきます。
十三味は明石焼の有名店で、最近でもよくテレビや媒体で取り上げられています。ちなみに「明石玉」というのは明石の玉子焼(明石では明石焼ではなく玉子焼なのです)を表すこの店の登録商標なのだそう。全国発送もしついるので、遠くに住まれてる方でもぜひお試しを。

十三味・明石焼

photo.

アクセスマップ

詳細情報

名称 十三味・明石焼
所在地 兵庫県明石市西明石南町 2-12-3
問い合わせ先 078-924-4438 | 十三味
休業日 日曜日
料金 -
駐車場 -
公式サイト https://akashidama.com/
wikipedia
食べログ https://tabelog.com/hyogo/A2804/A280401/28023601/
トリップアドバイザー https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g1022818-d3881337-Reviews-Akashidama_Tomiaji-Akashi_Hyogo_Prefecture_Kinki.html
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