電車見望台
でんしゃみほうだい □広島県広島市





のんびり愉しむ、路面電車の車庫見学。
仕事で何度も広島を訪ねるうちに路面電車の魅力にハマってしまい、今回訪ねたのが「電車見望台」。「みほうだい」と読むそうで、その名前の通り広島電鉄の車庫で路面電車を好きなだけ眺められるスポットです。広島電鉄本社のすぐ横にある、千田車庫の様子が楽しめます。
2022年に広島電鉄本社の敷地内に設置されたもので、5mほどのシンプルなデッキがあるだけですが、十分に路面電車を見られる施設です。それまではイベントの時くらいしか見ることが出来なかった景色が、今では予約もなく無料で見られるようになりました。

広島電鉄本社すぐ横の千田車庫にある「電車見望台」。その名の通り、多彩な路面電車を見放題の施設。


広島電鉄本社の被爆時の写真展示。


緑色の順路で本社敷地の奥へ進む。
初めて見る車両を、1種類発見。
路面電車がたくさん集結していて、様々なタイプの車両を見ることができます。広島電鉄の路面電車には全部で26種類の車両があり、実は密かにコンプリートを目指して写真を撮ってきたのです。今までは実際に走っている時にしか撮影できなかったんですが、電車見望台では思わずコレクションできるチャンスがあるかもと、楽しみにしていたのです。そして狙い通り、初めて見るタイプの車両を1種類発見。これでコレクションは14種類に。まだまだこれからです。

車庫で出番を待つ車両を目の前で眺められる。昭和から走る古いものから最新型まで、多彩な車両が見学できる。
普段は見られない、路面電車の休憩時間。
普段は街中を慌ただしく駆け回っているから、車庫に並ぶ車両は束の間の休息をゆっくりと楽しんでいるかのよう。行き先表示は「0番回送」となっていて、いかにも休んでる感が良いです。ある車両は係員によって整備中だったり、そろそろ出番かなという感じでアイドリング中だったり、普段は見られない路面電車の表情が楽しめます。また鉄道の壮大な車庫とは違って、のんびりと平和な雰囲気が魅力的な千田車庫です。

車庫に並ぶ車両は束の間の休息をゆっくりと楽しんでいるかのよう。のんびりと平和な雰囲気が魅力的な千田車庫。


京都市電から転用された「1900形」車両。


車庫内で使用される手動のポイント。
ゲートで出発を待つ、路面電車。
車庫の北西角に門柱が立つゲートがあり、そこから線路が道路へ繋がっています。ちょうど1両の路面電車がゲートのところで出発を待っています。まるで学校の門みたいなところで、そこから路面電車が出てこようとしている、地味ですが珍しい光景。これはよく見る3800形の車両、やがて係員の誘導で道路の軌道へ合流して走ってゆきました。

幹線道路に面した北西角に門柱が立つゲートがあり、そこから線路が道路へ繋がっている。出発を待つ車両。


歩道を横切って街へ繰り出してゆく。


車庫では新旧様々な車両が並んでいる。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | 電車見望台 |
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所在地 | 広島県広島市中区東千田町2丁目9-29 広電本社ビル |
問い合わせ先 | 0570-550-700 | ひろでんコールセンター |
休業日 | 無休 |
料金 | 無料 |
駐車場 | - |
公式サイト | https://www.hiroden.co.jp/topics/2022/1124-tramviewdeck.html |
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