さか枝うどんうどん・讃岐うどん
さかえだうどん・さぬきうどん □香川県高松市
50年変わらない、讃岐うどんのレジェンド。
2000年代の讃岐うどんブームに乗っかり、何度も香川県を訪ねては讃岐うどん店巡りをしていました。訪ねた店は30以上となり、我ながらよく食べたなと思うほど。それからしばらくはわざわざ食べに行くことはなくなりましたが、出張などの時にはやっぱり必ず食べてしまいます。
今回は、当時から超人気店として知られていたけどまだ行ったことがなかった、香川県庁の裏手にあるさか枝うどんを訪ねました。朝早くから営業していて、この日は9時に店に到着。まさに朝ごはん感覚でいただくことが目的です。
湯がきからダシまで、全てをセルフで。
店内は讃岐うどん店としては広めで、奥に厨房があります。まずはうどんの大きさを注文。それから欲しければ天ぷらなども事前に自己申告で代金を支払います。
すぐに丼にうどんが入って手渡されるので、目の前にある熱湯に麺だけを手持ちのザルに入れて湯がきます。温めたらまた丼に戻して、後ろにある大きなタンクからダシを注ぎます。赤いレバーは温かく、青いレバーは冷たいダシが出てくる仕組み。冬の朝なので当然温かいダシを入れ、かけうどんにしました。
噛めば噛むほど、ダシとの一体感。
さか枝のうどんは、讃岐うどんの王道を極めたようなイメージ。ツヤのある麺肌。噛み始めの一瞬はふわっとした柔らかさを感じ、すぐにもちっとした食感に変わり、芯にあるコシが姿を現すような。あ、これだから讃岐うどんはやはり違うなと感じられるうどんです。ダシはいりこをベースに5種類のカツオから取っているそうで、深い味わいがあります。塩加減が絶妙に効いていて、口の中でうどんを噛めば噛むほど、ダシとの一体感で旨味が増してきます。
地元の方々に愛され、育てられてきた。
さか枝うどんは高松市内にいくつかの支店があります。商店街で見た南新町店はとても大きな店で、まるで大手のうどんチェーン店のよう。でもこの本店だけは50年前と変わらない姿で、昔ながらの良さを残しています。それはなんとも表現しがたいのですが、優しさとか安心とか、人をホッとさせるものがあるのです。地元の方々に愛され、育てられてきたさか枝うどん。お店の雰囲気の良さも、観光客でも何ひとつ肩肘張らないですんなり受け入れてもらえる気がします。まさに、讃岐うどんの入門編に相応しい名店ではないでしょうか。
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アクセスマップ
詳細情報
名称 | さか枝うどん・讃岐うどん |
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所在地 | 香川県高松市番町5-2-23 |
問い合わせ先 | 087-834-6291 | さか枝うどん |
休業日 | 土曜日不定休、日曜日・祝日 |
料金 | - |
駐車場 | 無料駐車場 |
公式サイト | ー |
wikipedia | ー |
食べログ | https://tabelog.com/kagawa/A3701/A370101/37000026/ |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g298232-d1666092-Reviews-Sakaeda-Takamatsu_Kagawa_Prefecture_Shikoku.html |
LAST VISIT | 202401 |
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