中央通り
ちゅうおうどおり □香川県高松市
クスノキ並木が印象的な、高松のメインストリート。
日本の道100選に選定されている中央通り。高松市街地を南北に貫くメインストリートで、JR高松駅から栗林公園までの全長約2.4 kmの区間です。大正時代に計画的に整備が始まった道路で、当時から官公庁や大企業が並び建つ香川県のシンボルロードとして親しまれてきました。当時としては鉄筋コンクリートの建物が立ち並ぶのは珍しいことで、四国経済の中心地として高松市が発展するインフラとして活躍しました。
樹齢70年以上、214本のクスノキ並木。
そういった華々しい歴史があるものの、しかし現代ではどの都市でも見られる景観でもあります。日本の道100選だからといっても、実際歩いてみればよくある街の目抜通り。でもよく探してみると、中央通りならではの見どころがあります。
ひとつは中央分離帯に植樹された、大きなクスノキ。8m間隔で214本あるそうで、戦後すぐに植えられたもの。樹齢は70年以上ですからどれも大木の様相で、それが延々並ぶ様子は迫力があります。
標識は、四国全体への繋がりを感じる。
中央通りをまたぐ歩道橋を渡ってみます。するとクスノキの大木をより間近に、やはり普通の道ではないことを感じます。また歩道橋近くの道路標識も、ちょっと面白いことに。交差点の行き先に書かれているのは、左に曲がれば徳島。直進は松山、高知。四国に渡ってきて最初に目にする分岐の道路標識がそれなので、なんだか少し嬉しい気分です。松山までは160km、高知も140kmあるのに。でもここから四国全体に繋がっていくのが感じられ、旅気分は確実に高揚するわけなのです。
沿道には、高松の観光名所も勢揃い。
ということで、自分の感度を上げてみればそれなりに見ごたえのある中央通り。沿道には高松港、高松城跡、ことでん、香川県庁、高松中央公園、栗林公園など、高松の観光名所が集まっていますし、ぜひ実際に歩きながらそれを感じていただきたいと思います。
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アクセスマップ
詳細情報
名称 | 中央通り |
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所在地 | 香川県高松市 |
問い合わせ先 | 087-821-1561 | 香川河川国道事務所 |
休業日 | - |
料金 | - |
駐車場 | - |
公式サイト | ー |
wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/中央通り_(高松市) |
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