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伊弉諾神宮 伊弉諾神宮

伊弉諾神宮

いざなぎじんぐう □兵庫県淡路市
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この国の起源に触れる、由緒ある神宮。

古事記や日本書紀で「国生み」の神話で登場する伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)を祀る神社。伊弉諾尊と伊弉冉尊は夫婦神で、伊勢神宮の祭神である天照大御神(あまてらすおおみかみ)の両親です。国生みの神話では、「淤能碁呂島(おのころじま)」と呼ばれていた淡路島にニ神が降り立ち、その後に本州や四国、九州など日本の国土を作ったとされます。そんな日本の「はじまり」の地であるのがこの淡路島で、伊弉諾尊の御陵が置かれたのがこの場所。伊弉諾神宮は日本最古の神社とも言われています。

伊弉諾神宮

真っ白で美しい、石の鳥居。

日本に25しかない神宮のひとつで、兵庫県では唯一の格式です。伊弉諾神宮へ向かう県道沿いには石灯籠が並び、伊勢神宮の周辺とよく似ています。正面の鳥居は白く美しい石の鳥居で、高さが約8mもある大きなものです。左右には獅子の狛犬が控え、こちらも巨大なもの。伊弉諾神宮の格に相応しい雰囲気で、参拝者を迎えてくれます。
真っ直ぐに伸びる参道と左右には豊かな森。真っ白な玉砂利を歩くと、右手に池が現れます。

伊弉諾神宮

鯉と亀が泳ぐ、放生の神池。

この池は元々は神宮のお堀だったもので、放生の神池と呼ばれています。池の上に小さな祠が置かれ、庭園のような趣きがあります。病気平癒や不老長寿を祈願して鯉を、快癒の感謝として亀を放つ信仰の習慣があるそうで、今も鯉と亀が元気そうに泳いでいます。池のほとりに立つと寄ってきてくれて、人には慣れている感じ。特に亀を飼っている私には、のんびり浮いている彼らが可愛らしくてたまりません。なんだか人間と生き物のつながりが感じられる、素敵な池です。

伊弉諾神宮

由緒に相応しい、オーラを放つ。

池の横にある神橋を渡り、正門である表神門から中に入ります。正面に拝殿と、その奥に本殿があります。いずれもかなり立派な造りで、伊弉諾神宮の由緒に相応しいオーラを放っています。元々は本殿の場所には伊弉諾神宮の御陵の墳丘があったそうで、明治初期の大造営の際にその上に移されました。なので今は本殿の下に、国生みの神様である伊弉諾尊が眠っておられるのです。お詣りをしたあと、本殿の周りを歩いてみると裏側に回ることもでき、そこにも参拝所があります。

伊弉諾神宮

樹齢900年の御神木、「夫婦大楠」。

本殿に向かって右側に、樹齢900年の大樹「夫婦大楠」があります。これがかなり立派なもの。元は別々の株だった2本のクスノキが、年月を経てくっついたそうです。この神宮で祀られている伊弉諾尊、伊弉冉尊という夫婦神を象徴するような御神木を目の前に、ありがたい気持ちになります。
また本殿の周囲には多くの摂社が並び立ち、御子神の天照大御神が鎮座する伊勢神宮を向いた奉拝所もあります。神域から東西へ抜ける東・西神門は江戸時代初期の修復記録が残るもので、伊弉諾神宮で最も古い建造物です。

伊弉諾神宮

太古のロマンに触れる、特別の地。

他にも流鏑馬神事が行なわれる馬場や、伊弉諾神宮と太陽の運行が伊勢神宮などと不思議に合致することを示す「陽の道しるべ」など、伊弉諾神宮の見どころはたくさんあります。
参拝者も多くいつも賑わいを見せる伊弉諾神宮。まさに日本国の始まりを告げたこの場所は、神話を含む太古のロマンに触れられる特別の地でした。

伊弉諾神宮

photo.

アクセスマップ

詳細情報

名称 伊弉諾神宮
所在地 兵庫県淡路市多賀740
問い合わせ先 0799-80-5001 | 伊弉諾神宮
休業日 -
料金 -
駐車場 無料駐車場
公式サイト https://kuniuminoshima.jp/
wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/伊弉諾神宮
食べログ -
トリップアドバイザー https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1022838-d2105917-Reviews-Izanagi_Shrine-Awaji_Awaji_shima_Hyogo_Prefecture_Kinki.html
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