魚増鮮魚店・焼き穴子
うおますせんぎょてん・やきあなご □兵庫県淡路市
炭火で実演の、絶品焼き穴子。
淡路島は瀬戸内海で育った良質のアナゴが揚がることで有名です。瀬戸内海では海水にミネラルが多く、またアナゴが暮らすための豊かな泥底や豊富なエサによって、淡路島では上質で脂がのったアナゴが多く水揚げされるのです。なので淡路島では美味しいアナゴが食べられる店がたくさんあります。
今回ご紹介するのは、そんな有名店の中でも特に人気を集める店、魚増鮮魚店。西海岸の富島という町に店を構えています。
アナゴを焼く作業が、延々と続く。
店の隣にある駐車場に停めた車から降りたら、とんでもなく美味しそうで香ばしい匂いが辺りに充満しています。店の前には行列があり、その横にプレハブのような小屋があり、その小屋でアナゴを焼く作業が延々と続いています。小屋は屋根があるだけでこちらに向かって壁がありませんので、その様子がつぶさに見られます。焼き網に2人で向かい合い、アナゴにタレを付けてひたすら炭焼きにするものですから、煙は四方八方に流れ、たまらなく食欲をそそる香りが鼻腔をくすぐるのです。
だんだんと、濃い焼き色が着いていく。
行列に加わって、焼いてる様子を見ながら待ちます。最初は真っ白なアナゴですが、焼き目がついたらタレに漬け、染み込んだ状態でまた網の上で焼かれ、それを繰り返しながらだんだんと濃い焼き色が着いていきます。仕上がると横のザルに揚げられ、次から次へと焼き穴子が溜まっていきます。最初はひとつの焼き台だけでしたが、炭おこしが終わった隣の焼き台でもアナゴの焼きが始まりました。合計4人の職人さん。香りも煙も2倍になり、いよいよ期待感が高まります。
行ってみないと、値段が分からない。
魚増鮮魚店では焼き穴子の値段は計り売りです。何本欲しいかを伝えると、その重さによって値段が提示されます。またその日の仕入れ価格によっても値段が変わるため、行ってみないと値段が分からないという感じ。でもだいたいは1本に換算すると500円から700円くらいのことが多いようです。この日は2本頼んで1,100円でした。お土産用にまとめ買いされる方も多く、焼き穴子は次々と売れてゆきます。だから昼過ぎには売り切れてしまうこともよくあることなのだとか。
外はカリっと、中身はふわっと。
魚増鮮魚店は海からも近いので、今回は近くの堤防で瀬戸内海を眺めながらいただきます。国産の天然物アナゴだけを、備長炭でじっくり焼き上げた焼き穴子。焼き立ての温かさが残り、外はカリっとしつつ、中身はふわっとした食感。そしてタレの甘辛さのあとに、アナゴの風味ががっつり濃く感じられます。アナゴの旨さを最大限に引き出している、また噛めば噛むほど旨味が出てきて、ほんとに美味しいです。焼いてるところを見ているだけに、尚のこと美味しく感じるわけです。
隣の食堂で、+350円で穴子丼に。
魚増鮮魚店では焼き穴子を売っているだけで、持って帰るか、その場で食べるかのどちらかです。でも同じビルにある「やまちゃん」という食堂へ持ち込めば、+350円で穴子丼にしてくれます。今回も本当はそうしたかったのですが、あいにく山ちゃんが臨時休業。淡路島は神戸から近くて時々訪ねているので、次はぜひそちらにチャレンジしたいと思っています。
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アクセスマップ
詳細情報
名称 | 魚増鮮魚店・焼き穴子 |
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所在地 | 兵庫県淡路市富島1146 |
問い合わせ先 | 0799-82-0609 | 魚増鮮魚店 |
休業日 | 火曜日 |
料金 | - |
駐車場 | 無料駐車場 |
公式サイト | - |
wikipedia | - |
食べログ | https://tabelog.com/hyogo/A2806/A280601/28006269/ |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g1022838-d8826388-Reviews-Uomasu_Sengyoten-Awaji_Awaji_shima_Hyogo_Prefecture_Kinki.html |
LAST VISIT | 202307 |
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