くにまつ＋武蔵坊・広島汁なし担担麺

業界屈指の人気店による、夢のタッグ。

見事に虜にされてしまった広島汁なし担担麺シリーズ、今回は広島駅の商業施設「ekie」にある、くにまつ＋武蔵坊です。私がこのご当地麺にハマるきっかけとなった名店「くにまつ」と、まだ訪ねたことがなかった人気店「武蔵坊」がコラボレーションした特別なお店。非常に評価の高い2店の汁なし担担麺、ひとつの店舗でそれぞれの味を楽しめるのはもちろん、素晴らしいのは各々ハーフサイズの汁なし担担麺が一緒に出てくる「ハーフセット」。目の前には2種類の汁なし担担麺が並び、普段は見ることのできないビジュアルがインパクト大なのです。

一度に両店の味を楽しめる、ハーフセット。

お店は全てカウンター席で相変わらずの早い提供時間なので、どんどん客が回転します。入口の券売機で食券を買うシステム。広島汁なし担担麺のお店では、券売機以外の注文方法を見たことがありません。ハーフセットは2種あります。くにまつは固定で、武蔵坊の方を「ごま」「醤油」から選びます。今回は定番のごまを選択。
ほどなく運ばれてくる２つの丼とライス、温泉玉子。卓上にはくにまつ用の花山椒、武蔵坊用の花山椒、担担麺用のタレなどもあり、無限の食べ方ができそうです。まずは例によって何回もかき混ぜます。

それぞれの個性を、存分に楽しむ。

先にくにまつの汁なし担担麺からいただきます。そもそもがくにまつでの衝撃を皮切りに好んで食べるようになったこともあり、再び食べるその味に感動。やはり私にとっての原点というか、風味といい全体の滑らかさといい、完璧な汁なし担担麺です。一方武蔵坊の汁なし担担麺も、洗練された感じとキリッとした花山椒が効いた逸品。特に胡麻ダレの風味が強く、香り豊かな汁なし担担麺です。温泉玉子を半分ずつそれぞれに混ぜたり、またそれぞれでオリジナル配合された花山椒を追加でかけたり。また白飯を混ぜて必殺の担担ご飯にして。見た目以上に量もあり、お腹いっぱい。

禁断のコンビ、気軽に２つの名店を広島駅で。

くにまつは八丁堀、武蔵坊は富士見町に本店を構えていますが、まさかのタッグで広島駅に出店するなんて、なんとありがたいこと。まさに禁断のコンビで、気軽に２つの名店が楽しめる贅沢。ekie内で広島お好み焼きの名店が並ぶその隣に、なんとも使い勝手のいいお店の誕生です。

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