五老スカイタワー
ごろうすかいたわー □京都府舞鶴市
絶景の舞鶴湾、すべてを見下ろす360°の大パノラマ。
駐車場に車を停めて周囲を見下ろせる広場まで歩いた時、そこに広がる360°の絶景大パノラマを見た瞬間、思わず感嘆の声が漏れることでしょう。ほんとに、こんなに気持ちの良い、突き抜けるように美しい眺望には、そうそう出会えるものではありません。夏の街の喧騒は嘘のように景色の中に消え、見渡す限りに澄んだ世界が広がる。時が止まったかのような、まるで1枚の美しい絵画のごとく。
五老ヶ岳は舞鶴市の真ん中にそびえる山で、市を西舞鶴と東舞鶴に二分しています。その山頂にある広場は標高約300m。さらにその広場に約50mの高さでそびえ立つのが五老スカイタワーです。周辺は公園として整備されていて、秋から冬にかけては朝に雲海も見られるスポット。カフェなどもあり、ゆっくりと過ごせるスポットとして人気です。
五老ヶ岳の標高約300m地点に建つ、高さ50mの展望タワー。もはや遮るものは一切なく壮大な360°パノラマが楽しめる。
微かな虹彩と五郎スカイタワー。
南西方面に広がる、西舞鶴の街並み。
緩やかな景色、不思議な安心感。
さて、エレベーターでタワーの展望台まで上がれば、舞鶴のパノラマは一層深みを増します。夕刻が近づいても、夏の太陽は街にそれほどの影を落としません。日中に比べてやや優しくなった日差しが、眼下に広がる眺望を柔らかに包み、風景全体に温かな印象を与えています。灼熱の真夏とは思えない、緩やかな景色、不思議な安心感。
そこにあるのは、リアス式海岸の複雑なフォルム、それに守られて静かな舞鶴湾。足元から南側へ延々と続く緑豊かな山々。まるで精巧なジオラマのように、手に取るように分かる舞鶴という街。いや、ジオラマではないと分かるのは、舞鶴湾に航跡を描いて一隻の船が動いているから。
リアス式海岸の複雑なシルエットと、それに守られて静かな舞鶴湾。
タワーのある広場からも眺められる。
一艘の船が航跡を描いて湾を出ていく。
舞鶴の街で過ごした1日、そのものを一望にして。
そしてそのパノラマの中には、その日に訪れた場所がつぶさに見ることが出来ます。赤レンガの倉庫群、北吸の岸壁に並ぶ艦船、船上から見た巨大なドック、松尾寺を包む青葉山。舞鶴の街で過ごした1日そのものを一望にして、それはなんだか少し不思議な感覚が湧き上がります。よく出来たドキュメンタリーの、よく出来たエンディングを見ているような。それもまた、素晴らしい風景だからこそ。今でもなお、脳裏に焼き付いて忘れることのない景色です。
脳裏に焼き付くような、静かな風景。
海上自衛隊の「北吸係留所」に停泊する艦船。
東舞鶴方面には手前に広大な緑が広がる。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | 五老スカイタワー |
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所在地 | 京都府舞鶴市字上安237 |
問い合わせ先 | 0773-66-2582 | 五老スカイタワー |
休業日 | 無休 |
料金 | 大人:200円 / 小人:100円 |
駐車場 | 無料駐車場 |
公式サイト | https://goro-sky.jp/ |
wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/五老スカイタワー |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1023391-d1386188-Reviews-Goro_Sky_Tower-Maizuru_Kyoto_Prefecture_Kinki.html |
LAST VISIT | 201908 |
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