海上自衛隊北吸係留所
かいじょうじえいたいきたすいけいりゅうじょ □京都府舞鶴市
剛勇、勇壮、壮烈、威風堂々、まさに勇者の集結。
もう少しで舞鶴赤れんがパークに到着だと思いながら車を走らせていたら、不意に目に飛び込んできたのは巨大な艦船と「見学受付」の文字。舞鶴港の遊覧船から見ようと思っていた海上自衛隊の艦艇群が、どうやらこの日は自衛隊敷地内の岸壁から見学できるようでした。
これはチャンスとばかりに、赤れんがパークの駐車場に車を停め、反対方向に歩いて着いたのが海上自衛隊の北吸係留所。ここはまさに男子なら武者震いの、かっこよすぎるスポットでした。
海上自衛隊において、日本海側最大にして最重要な拠点。北吸係留所には日本防衛の旗艦ともなる艦船が揃う。
最新のイージスシステムを搭載した護衛艦「あたご」。
展示されている錨は、退役した護衛艦「あまつかぜ」のもの。
日本海側最大にして、最重要な軍港。
言わずもがな、舞鶴は明治時代より海軍において日本海側最大にして最重要な軍港でした。海上自衛隊になってもその役割は同じであり、現代的な最新鋭の艦船、昔の言葉で言えば軍艦が、今も多数在籍する港なのです。
北吸係留所の岸壁は、なんと直線で約900m。その場に立ってみると、気持ちいいくらいに真っ直ぐなコンクリートの塊です。そしと岸壁に沿って一直線に並ぶのは、世界的にも素晴らしい性能を誇る艦船群。つべこべ言う前に、とてもカッコ良いのです!剛勇、勇壮、壮烈、威風堂々、そんな言葉が全部当てはまる、まさに勇者の集結。
北吸係留所の岸壁は、直線で約900m。そこには世界的にも素晴らしい性能を誇る艦船群が並ぶ。
2隻並んで係留されている艦船もあった。
大型の補給船「ましゅう」の船首部分。
1番人気は、最新鋭のイージス護衛艦「あたご」。
彼らは一様に艦首を東へ向けて並んで、先頭にはとにかく巨大な補給艦「ましゅう」、次いで最新鋭の護衛艦「あたご」いわゆるイージス艦です。ニュースなどでもよく耳にする「あたご」をこんなに間近に見られるとは。次いで護衛艦「ふゆづき」、さらにはミサイル艇「はやぶさ」と「うみたか」。これらはやや小さい艦ですが、それでも雄壮な勇姿であることに変わりありません。
補給船「ましゅう」は全長221m、全幅27mもある。船内には救急の医療施設まで備えているという。
子供の頃に憧れていたものが目の前に。
勇壮な艦船群は、まさに勇者の集結。
敷地内は、自由に散策することが出来る。
この日は合計5隻が停泊していました。というのも、国防に休みなんてないわけで、いつどの艦艇がどれだけ停泊しているのかはその日次第。情報も公開されていませんので、行ってみてのお楽しみなのです。基本的には土日祝日に一般公開され、敷地内は自由に散策することが出来ますし、写真も自由に撮れます。年に数回は艦内に入れるイベントもあるそうです。
ということで今回は思わぬ大興奮だったわけですが、実はこの日の午後、これらの艦船を海上から眺める遊覧船にも乗り、あらためてその勇姿を見ることになるのでした。
「海軍ゆかりの港めぐり遊覧船」では係留されている艦船群を海上から間近に見ることができる。
巨大な鉄の塊は圧巻の迫力。
手前から「ふゆづき」「あたご」「ましゅう」が並ぶ。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | 海上自衛隊北吸係留所 |
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所在地 | 京都府舞鶴市字北吸 |
問い合わせ先 | 0773-62-2250 | 海上自衛隊舞鶴地方総監部 広報係 |
休業日 | 見学可能日問合せ |
料金 | - |
駐車場 | なし |
公式サイト | https://www.mod.go.jp/msdf/maizuru/ |
wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/海上自衛隊北吸係留所 |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1023391-d5408927-Reviews-Kitasuisan_Bridge-Maizuru_Kyoto_Prefecture_Kinki.html |
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