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赤穂玩具博物館 赤穂玩具博物館

赤穂玩具博物館

あこうがんぐはくぶつかん □兵庫県赤穂市
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オススメ度

レトロ玩具の、膨大なコレクションは圧巻。

テントウムシと呼ばれたスバル360が並々ならぬ存在感で目に飛び込んできます。赤穂城跡の濠のほとりにたたずむ、古民家を改装した赤穂玩具博物館。玩具もですが、古看板や古家具などもたくさんあり、というよりもこの建物を構成するものすべてがレトロな骨董品と言っていいほど、懐かしく温かい品々の宝庫です。
超合金のロボットに、Victorの犬「ニッパー」の置物、大好きだったヒーローのお面や武器…。時代ごとに整理はされていなく、詳細な解説もなく、ただただ膨大な量のコレクションが山積みされている感じ。その雑然とした感は、まさに巨大なおもちゃ箱の中にいるような錯覚。レトロなBGMもタイムトリップに拍車をかけます。

赤穂玩具博物館

赤穂城跡近くにある赤穂玩具博物館。賑やかな外観と同じように、館内にも膨大なコレクションがある。

赤穂玩具博物館 赤穂玩具博物館

「てんとう虫」の愛称で親しまれた「スバル360」。

赤穂玩具博物館 赤穂玩具博物館

懐かしいブリキの看板がたくさん。

原色のカラフルが、少しくすんだ色調に埋め尽くされた館内。

いかにも日本の典型的な民家は、新しい息吹を与えられたように生き生きとして見えます。レトロ玩具独特の、あの原色のカラフルが少しくすんだ色調に埋め尽くされた館内。白熱灯のやさしい明かりに照らされた館内は触れて感じられるほどに、過ぎた時代の温かい記憶に満ちています。ブリキの宇宙船、セルロイドの人形、懐かしのボードゲームやレコード…。僕が幼かった頃でもかろうじてまだ現役で遊んでいたものから、祖父が遊んだであろう戦前のもの、父が遊んだであろう昭和中期のもの。あらゆる時代の子供心をわしづかみにしてきた玩具は、どれも記憶の奥底から湧き上がるむくむくとしたものと結びついて、新鮮な再発見の連続。それはまるで自分の記憶の中を懐中電灯でくまなく覗いているようで、忘れそうになっていたものをもう一度見つける作業はとても楽しいものです。

赤穂玩具博物館

こちらにも「スバル360」。やや傷んでいるが、そのレトロ感がまた素敵。

止まっていた時間の分まで、勢いよく輝いている。

オーナーが長年をかけて買い集めた玩具は約1万点。そのうち展示されているのは約3000点ですが、博物館に並べられた品々たちは止まっていた時間のネジを再び巻いてもらって、止まっていた時間の分まで勢いよく輝いています。それらはどこか嬉しそうに見えます。その分、見ている者にもなんだかちょっとした元気を与えてくれます。2Fにはカフェスペースもあり、そんな玩具の粋な余韻を楽しみながらゆっくり過ごすことができます。赤穂ののんびりした街の雰囲気は、この博物館の古びた窓の隙間から漏れ出したものなのかもしれないと、木枠の窓の外を眺めながら思いました。

赤穂玩具博物館

オーナーが長年買い集めた玩具は約1万点。そのうち約3,000点が展示されている。

photo.

アクセスマップ

詳細情報

名称 赤穂玩具博物館
所在地 兵庫県赤穂市上仮屋北2-11
問い合わせ先 0791-45‐7778 | 赤穂玩具博物館
休業日 火曜日
料金 大人330円、中高生220円、小学生110円、幼児47円
駐車場 無料駐車場
公式サイト -
wikipedia -
食べログ -
トリップアドバイザー https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1022825-d13011098-Reviews-Ako_Toys_Museum-Ako_Hyogo_Prefecture_Kinki.html
LAST VISIT 200911                         

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