コスモタワー
こすもたわー □大阪府大阪市
地上55階、大阪平野を見渡す高さは256m。
かつてはWTCの愛称で呼ばれ、今は大阪府庁咲洲庁舎と呼ばれるようになったコスモタワー。あのバブル期、大阪の開発の目玉だった大阪南港地区に、そのシンボルタワーとして建設されたビルです。地上55階、高さ256m。他に超高層ビルも少ないベイエリアではその高さが際立っていて、空気が澄んだ日なら六甲山から生駒山から関西空港から、大阪平野を取り巻く至るところから見ることができます。
直線が目立つデザインが印象的なビルで、色使いはなんとなく1990年代を感じさせます。最上部にはピラミッドを逆さにしたような部位があるのも特徴で、それがために外観はビルというより観光タワーのような印象。
地上55階、高さ256m。大阪南港エリアのシンボルタワー。
超巨大な、ジオラマ模型を見るようなパノラマ。
ビル自体は2度の経営破綻をしたり、大阪府庁が穴埋めのように入居したり、経営状況は大阪府民をやきもきさせるばかりですが、しかしその最上階にある展望フロアからの景色はそんな問題も吹き飛ばすほど最高です。大きな吹き抜けの1階ロビーからは、シースルーの高速エレベーターで一気に52階まで。そこから最上階の55階へは、1本の長いエスカレーターで到着です。
東京タワーの展望台より高いという、高さ252mにある展望フロアからは360゜を見渡すことができ、大阪平野を一望。六甲の山並、大阪湾と淡路島、生駒の山々など、とにかく広い広い眺望が楽しめます。空気の澄んだ日には明石海峡大橋から和歌山方面まで望むことができ、大袈裟に言えば、日本地図とか地球儀とかを実感できるほど壮大なランドスケープ。超巨大なジオラマ模型を見るようで面白いです。
展望フロアからは大阪平野、六甲の山並、大阪湾と淡路島、生駒の山々などが一望できる。
たっぷり時間をかけて、パノラマの中の動きを楽しむ。
また、最上部の逆ピラミッドの部分は建物に対して45゜回転しているために、角の部分はビル本体からはみ出した状態。さらにガラス面は足元に向かって斜めの角度になっているため、真下が見下ろせてスリル満点。目の眩むような高さに、自分は浮いているようにさえ感じます。
そしてもちろん夜は圧巻。関西に来たら是非見下ろしておきたい極上の夜景が目の前に広がります。また展望フロアにはレストランやベンチなど、腰を落ち着けて絶景をしばらく楽しめるスペースも用意されています。夕焼けから夜景へ変わってゆく時間帯とか、大阪湾をゆっくりと横切ってゆく船舶とか、順序よく関西空港を離着陸する旅客機とか、蟻の行列のような高速道路とかを、たっぷり時間をかけて眺めるのがコスモタワーの楽しみ方です。
「日本の夜景百選」にも選ばれた、宝石を散りばめたような夜景も見どころ。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | コスモタワー |
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所在地 | 大阪府大阪市住之江区南港北1-14-16 |
問い合わせ先 | 06-6615-6055 | WTCコスモタワー展望台 |
休業日 | 無休 |
料金 | 展望台高校生以上:800円、中学生:400円、小学生:200円 |
駐車場 | 有料駐車場 |
公式サイト | http://www.wtc-cosmotower.com/ |
wikipedia | http://ja.wikipedia.org/wiki/大阪府咲洲庁舎 |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298566-d1407234-Reviews-WTC_Cosmo_Tower-Osaka_Osaka_Prefecture_Kinki.html |
LAST VISIT | 201306 |
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