たどつ港まつり花火大会
たどつなつまつりはなびたいかい □香川県仲多度郡多度津町
日本的な夏の夜を、しみじみと思う花火大会。
都会で行われる大規模で華やかな大花火大会もいいですが、同じ季節に各地で真夏の到来を告げる地元の花火大会って、どこか純朴でしみじみと眺められる雰囲気があって好きです。
そんな、'これこそ日本の夏'的な雰囲気を求めて、四国を訪れていた八月の初旬、多度津の港で行われるたどつ港まつり花火大会を訪れることにしました。町に到着すると、昼間に行われていた「たどつ夏まつり総おどり大会」が終わったあとで、踊り子たちがそれぞれに町に散っていくところでした。でも通りにはまだまだ熱気があり、祭りのフィナーレである花火大会に向けて盛り上がりが続いているようです。
毎年8月の初旬に多度津港で行なわれる花火大会。50年以上の歴史がある。
予期せず現れた、瀬戸内の美しい光景。
点火まではまだ少し時間があり、近くの海岸寺海水浴場のあたりで堤防に腰掛け夕涼み。干潟があり、泥に規則正しい波模様を残しながら、潮が徐々に引いてゆきます。正面にはぽっこりとミニサイズの富士山のような三角形の島が浮かんでいます。それらの景色は夕方の太陽の動きに合わせて劇的な色の変化を見せ、予期せず現れた美しい光景でした。
しばらくしてまだ明るいうちに、花火大会の開催を知らせる合図花火が鳴り響きました。急いで人波の中へ。暗がりが広がり瀬戸内の風渡る夜を、やがて鮮やかに散る尺玉花火がひとつ、大きな花を咲かせました。
花火が始まるまでの間に遭遇した美しい夕暮れ。瀬戸内海を赤く染めて、太陽が沈んでゆく。
空の色の変化は、あっという間だった。
竜王山を中心とした「高見島」。
無数の光の粒が、瀬戸内の夜空に降り注ぐ。
たどつ港まつり花火大会は四国では屈指のスケールで、40分間に約4,000発の花火が打ち上げられます。小さな港に次々に上がる尺玉花火、ラストには海が燃えるように明るくなるスターマイン、無数の光の粒が瀬戸内の夜空に降り注ぎます。観覧席から打ち上げ場所が近くて、まさに頭の真上で炸裂しているような感覚、とても迫力のある花火大会でした。
四国では屈指のスケールで、40分間に約4,000発の花火が打ち上げられる。
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アクセスマップ
詳細情報
名称 | たどつ港まつり花火大会 |
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所在地 | 香川県仲多度郡多度津町西浜・東浜多度津港周辺 |
問い合わせ先 | 0877-33-4000 | 多度津町商工会議所 |
休業日 | - |
料金 | - |
駐車場 | 無料駐車場 |
公式サイト | - |
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LAST VISIT | 200508 |
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