長田in香の香・讃岐うどん

本家直系の技が光る、釜あげが大人気。

何と言っても釜あげ。讃岐うどんとは釜あげうどんが全てだという、店主の強いこだわりが乗り移ったかのような渾身の釜あげうどんに出会えます。
釜あげの伝説、長田うどんから独立して平成14年に開業した長田in香の香。「釜あげしか知らない」という店主のひとことが、絶対の自信をうかがわせます。
茹でた後に麺に喉ごしとコシを与えるために冷水で締めることをせずに、茹で汁とともにそのまま器に揚げる釜あげ。どこかの名高い温泉の湯にも見えるようなほのかに白濁した茹で汁の中に、出来立て、茹で立ての麺がふんわりと包まれて。湯気に混じっては、うどん粉の香りが立ち上ります。

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釜あげの伝説、長田うどんから独立して平成14年に開業した長田in香の香。

まさに香川の香りを、存分に楽しめる名店。

麺は煌めくほどに艶があり、そのまま食べても小麦の豊かな風味を味わえます。水で締めない分、麺の表面はもちっとしていて独特の食感、でも主張するしっかりとしたコシと弾力。
そこへもってきて特製のつけダシ。徳利は手に持てないほどに熱く保たれ、その熱さからも店主のこだわりが伝わってきます。イリコを使ったダシはまろやかでありながら筋の通った旨味を醸し出していて、匂うだけでも楽しめるくらいです。そのダシを麺のもちもちがたっぷりと絡めとり、そのタッグはまさに秀逸。サッとダシに通して麺の風味を楽しむもよし、じっくりくぐらせ染み込むダシの香りを楽しむもよし、一口ごとにその変化を遊べます。
仕上げには茹で汁をダシに加えて、蕎麦湯ならぬうどん湯を。シンプルな釜あげうどんを、ここまでも最後まで楽しませてくれるお店は他にはありません。屋号の通り、香川の香りを存分に楽しめる名店です。

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もちっとした独特の食感、でも主張するしっかりとしたコシと弾力。匂うだけでも楽しめるくらい美味いダシにくぐらせて。

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