城崎温泉

きのさきおんせん　□兵庫県豊岡市

「旅の心と駒下駄の音」、国内屈指の湯町風情。

まるで街全体がひとつの温泉旅館のよう。数ある温泉街の中でも飛び抜けて風流な情緒にあふれています。温泉地の人気ランキングにも常に上位にランクされる城崎温泉、日本屈指の温泉旅情を満喫できるほんとに素晴らしい温泉街です。
城崎温泉の歴史は1300年以上ととても長く、古くは飛鳥時代にコウノトリが湯に浸かり傷を癒した伝説もあります。江戸時代の温泉番付にも西の最高位の大関・有馬温泉に次ぐ関脇として君臨し、日本海から揚がる豊富な海鮮や豊かな自然環境とともに、いつの時代も人々に癒しと喜びを与え続けてきました。

風情に溢れる温泉宿、柳葉揺れる大谿川、石造りの太鼓橋、カラコロ下駄の音。日本屈指の温泉旅情を満喫できる街。

この地をこよなく愛した、文人墨客たちの足跡。

町の目抜き通り的な存在の大谿川沿いには、ゆらゆらとしだれ柳が揺れ、石造りの太鼓橋の風流を際立たせています。その大谿川に沿って、７つの外湯、そして老舗の温泉旅館が建ち並び、夕暮れ時に響きわたる下駄の音が心地よく風を揺らします。
湯めぐりもさることながら、この城崎温泉でぜひ堪能したいのが、この地をこよなく愛した文人墨客たちの足跡。志賀直哉は代表作「城の崎にて」を名旅館・三木屋で記しました。また与謝野晶子や有島武郎、島崎藤村といった城崎ゆかりの名だたる文豪の石碑が点在しています。与謝野鉄幹が詠んだ一句、「手拭をさげて外湯に行く朝の　旅の心と駒下駄の音」。数々の文豪の心を捉えた城崎を、彼らの言葉で歩いてみる、なんとも贅沢な文学散歩です。ちなみに城崎では浴衣を着て下駄を履くのが正装とされているんだとか。
良質な温泉、情緒あふれる町並み、由緒ある文壇の香り。いろいろな歩き方、癒され方がある城崎温泉。何度訪れても、飽きさせない魅力たっぷりの温泉街です。

開湯1300年の歴史と確かな泉質は、数多くの文人墨客を魅了した。

洞窟風呂で知られる人気の外湯「一の湯」。

photo.

アクセスマップ

詳細情報

名称	城崎温泉
所在地	兵庫県豊岡市城崎町
問い合わせ先	0796-32-3663 ｜城崎温泉観光協会
休業日	-
料金	-
駐車場	-
公式サイト	http://www.kinosaki-spa.gr.jp/
wikipedia	http://ja.wikipedia.org/wiki/城崎温泉
食べログ	-
トリップアドバイザー	https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1022822-d1238308-Reviews-Kinosaki_Onsen-Toyooka_Hyogo_Prefecture_Kinki.html
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