乱礁遊歩道
らんしょうゆうほどう □高知県室戸市
奇岩と亜熱帯植物が乱立する、室戸岬の散策道。
室戸岬バス停の横に建つ中岡慎太郎像から、東の室戸青年大師像までの約2.6km、室戸岬をめぐる岩礁の上に続く遊歩道です。
磯の中を縫うように歩くので、豪快に打ち寄せる太平洋の荒波が見事な岩の造形を作り出した室戸岬の絶景を、ありありと実感できる遊歩道です。絶えず聞こえる轟音にも似た音とともに、激しく岩にぶつかる波は、何mもの水飛沫を上げて砕け散ります。それはとても迫力のあるシーン。自然の力強さを怖いほどに感じられます。
室戸岬の躍動感あふれる景観を存分に体感できる、約2.6kmの遊歩道。
室戸岬から東側へ歩き出す。
月が美しいことから名付けられた「月見ヶ浜」。
雄大な太平洋がすぐそこにある。
時折押し寄せる分厚い白波。
歴史にまつわる見どころが、随所に現れる。
道中はごつごつとした岩場や奇岩が続き、それぞれに特徴のある表情を持っているので、小一時間ほどの行程もあっという間に感じてしまいます。「おさご」という美女にまつわる悲しい伝説が残るビシャゴ岩。蜂の巣状に無数の穴がある岩に小石を投げ、穴に入れば子宝に恵まれるという子授けの岩。他にもこの地で悟りを開いたという空海にまつわる見どころが随所に現れます。時々は波打ち際まで道を外れ、水飛沫の一端を体に感じてみたりしながら、ダイナミックな室戸岬一帯を存分に楽しめました。
また岩にタコの足のように複雑に絡み付くアコウの木も見どころ。天然記念物にも指定されているアコウの木のその姿は、ここに押し寄せる波のように力強く、命のうねりのような迫力を感じさせます。他の亜熱帯植物や、夏のハマユウ、秋のハマアザミの愛くるしい花もまた見ものです。
室戸岬は弘法大師が悟りを開いた地。また中岡慎太郎像も立ち、歴史にまつわる見どころも多い。
信仰の心が感じられる積み石。
室戸岬の絶景を、ありありと実感できる遊歩道。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | 乱礁遊歩道 |
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所在地 | 高知県室戸市室戸岬町 |
問い合わせ先 | 0887-22-5134 | 室戸市商工観光深層水課 |
休業日 | - |
料金 | - |
駐車場 | 敷地内無料駐車場 |
公式サイト | https://www.city.muroto.kochi.jp/pages/page0298.php |
wikipedia | http://ja.wikipedia.org/wiki/室戸岬 |
食べログ | - |
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LAST VISIT | 200909 |
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