メリケンパーク
めりけんぱーく □兵庫県神戸市
江戸時代開港の記憶を秘める、メリケン波止場。
神戸港のランドマーク、ポートタワーのある海浜公園。明治元年に神戸が諸外国に開港されたとき、その荷揚げ港として設けられたメリケン波止場を埋め立て、1987年に造られました。ポートタワーの他にも神戸海洋博物館やホテルオークラなどが建ち並び、神戸を代表する港の景観として親しまれています。
メリケンパークにはいつも緩やかな海の風と時間が流れています。神戸の繁華街・三宮からほど近くにありながら、それほど人も多くなく、神戸港を出入りする船を眺めながらのんびりできる公園です。時折り語り掛けてくるのは船の汽笛、その音でふと目が覚めることがあるくらい、眠りを誘うような海風が爽やかで居心地のいい場所です。
神戸開港の際、諸外国からの船が着岸した「メリケン波止場」。その跡地に整備された開放感あふれる公園。
夜の闇に浮かび上がる、深紅のタワー。
夜のメリケンパークもまた、美しい表情を見せてくれます。園内にあるオブジェや噴水がライトアップされ、あたりは幻想的な雰囲気。中突堤には波を型どった形をしたオリエンタルホテルのブルーの明かりが美しく、さらに対岸の神戸ハーバーランドの鮮やかな灯りが海面に映り、とても美しい夜景となります。そして深紅のポートタワー。夜闇に浮かび上がるそれらは目の覚めるような光景です。
しばらくその夜の絶景を楽しんでいると、やがて大きなクルーズ船が入港してきました。小さな光の窓はまるで夜景そのもののようで、きらびやかな夜景の中を滑るように進んでゆくのが印象的でした。
NEWS! | メリケンパークはここ数年で大きな変貌を遂げました。以前あった超電導電磁推進船「ヤマト1」と超高速船「疾風(はやて)」は撤去された代わりに、SNSで大人気の「BE KOBE」のモニュメントが建てられ、芝生広場も整備。スターバックスが入る商業棟ができたり、今までより自由に、それぞれの楽しみ方ができるようになりました。もちろん変わらないシンボルである神戸ポートタワー、海洋博物館は健在。今風になって、さらに広くて開放感が増したメリケンパークには、若者から年配の方々まで思い思いにそれぞれの時間を楽しんでいるようでした。 |
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神戸ポートタワーや海洋博物館など、夜のメリケンパークもまた、美しい表情を見せてくれる。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | メリケンパーク |
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所在地 | 兵庫県神戸市中央区波止場町 |
問い合わせ先 | 078-327-8982 | 社団法人神戸港振興協会 |
休業日 | - |
料金 | - |
駐車場 | 周辺有料駐車場 |
公式サイト | https://www.feel-kobe.jp/facilities/detail.php?code=0000000144 |
wikipedia | http://ja.wikipedia.org/wiki/メリケンパーク |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298562-d324250-Reviews-Meriken_Park-Kobe_Hyogo_Prefecture_Kinki.html |
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