姫路城
ひめじじょう □兵庫県姫路市
あまりにも美しく、日本の城郭の最高傑作。
1993年に奈良の法隆寺とともに、日本で初めて世界遺産に登録された姫路城。街中のどこからでも見えるその姿の威容、日本を代表するこの城は1346年に最初に建造され、その後羽柴秀吉の築城を経て1609年に池田輝政によって今日見られる形に改められました。
白鷺城とも呼ばれるその白く美しい城壁、5層6階の大天守と3基の小天守が組み合わさった連立式天守、強固な城塞として設計された多種多様な櫓、そのどれをとっても壮大で傑出していて、まさに日本の城としての最高傑作たる風格。8年間、延べ4000万人が築城に携わったというそのスケールは、見た者を圧倒する存在感で押し寄せてきます。圧巻なのは最上階床までを貫き、大天守を支える直径95cmもある巨大な2本の心柱。この途方もない巨城の大黒柱は、まるで仁王像のように強烈なインパクトでそびえ立ちます。
5層6階の大天守と3基の小天守が連立する壮大な姫路城。まさに日本の城の最高峰として君臨する。
姫路のメインストリート、大手通りから。
天守台の石垣を合わせると、高さは約46mにもなる。
城として、あらゆる名誉を誇るにふさわしい威厳。
国宝4城、現存12天守、そして世界遺産として、城としてあらゆる名誉を誇るにふさわしい威厳を、姫路城は当然のように優雅に纏っています。
ちらほらと桜が咲き出し、春風にふわつく気持ち、いよいよ春の温もりが感じられるようになった季節に訪れました。天守と同じように美しく保たれている三の丸広場にはたくさんの人々が憩い、青い芝生の上で跳ねる陽光を受けていました。とあるベンチで一匹の猫が気持ちよさそうに寝そべっていたので、邪魔にならないように猫の横に腰掛け、姫路城を眺めました。威風堂々とした白亜の天守閣は、見上げるほどに大きく、青空を背景に入道雲のようにそびえていました。桜の名所100選にも選ばれた春の園で、なんだか夏を少しだけ先取りしたような陽気を楽しみました。
2009年から6年がかりで行われた大修理では外観の漆喰が塗り直され、「白鷺城」とも呼ばれてきた白さを取り戻した。
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アクセスマップ
詳細情報
名称 | 姫路城 |
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所在地 | 兵庫県姫路市本町68 |
問い合わせ先 | 079-285-1146 | 姫路城管理事務所 |
休業日 | 12/29〜12/31 |
料金 | 大人:600円小中学生:200円 |
駐車場 | 周辺有料駐車場 |
公式サイト | https://www.city.himeji.lg.jp/castle/index.html |
wikipedia | http://ja.wikipedia.org/wiki/姫路城 |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298191-d320231-Reviews-Himeji_Castle_Himeji_jo-Himeji_Hyogo_Prefecture_Kinki.html |
LAST VISIT | 200909 |
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