綾部山梅林
あやべやまばいりん □兵庫県たつの市
播磨灘を見晴らして謳歌する、海の見える梅林。
播磨灘を望む、標高144m、丘とも見える綾部山。姫路の西、御津という町にあるこの山には、一年のうち1ヶ月ほど、梅の花を見にたくさんの人が訪れます。約24haの山の斜面を一面に覆うのは、深紅、ピンク、白など、色とりどりの梅の花。その数は20000本もあって、視界には梅の花しかないような絶景が楽しめます。
麓に大きな駐車場があります。梅林への入口には、田舎で時々出会う案山子の人形。ちょっとコミカルだけど、やけにリアルを感じるタイプの。見上げれば「歓迎」と書かれたゲートは、昭和を感じさせる雰囲気があります。
約24haの山の斜面を一面に覆う、深紅、ピンク、白など、色とりどりの梅の花。
入口付近にある記念碑と案山子たち。
毎年2月下旬から見頃を迎える。
眼前に広がる梅花の森は、圧巻の光景。
入場ゲートをくぐると、すぐに上り坂に。道の左右には梅花が咲いた枝が売られていたり、地元の方が作った郷土品が並んでいたり、イベントめいた空気が旅の情緒を刺激します。
ルートはだいたい決まっていて、ゆっくり歩くと2時間くらいかかります。その間、視界にはずっと梅の花。2月下旬から3月上旬が見頃ということですが、ちょっとピークを超えていた感はありましたが、それでも眼前に広がる梅花の森は圧巻の光景です。ふと梅の花のほのかな香りを風が運んでくるのを楽しみながら、少し息が乱れ始めたくらいに、山頂に到着です。
眼前に広がる梅花の森は圧巻の光景。約20,000本もの梅の木が満開となる。
梅の花のほのかな香りを風が運んでくる。
視界は延々と梅の花で埋めつくされる。
標高は100m以上あり、穏やかな播磨灘を見下ろす風景も見ごたえがある。
麓にある菜の花畑と重なる。
自家製の梅ジュースが、甘酸っぱい思い出に仕立てる。
綾部山梅林は、海の見える梅林、としても有名。特にこの山頂からは、瀬戸内海・播磨灘を見晴らす絶好のロケーションでもあります。静かな意味に浮かぶのは家島、淡路島、小豆島、そして四国。梅花の海の向こうに、また本物の海が広がる絶景です。
入場者には自家製の梅ジュースや甘酒がサービスで振る舞われたり、俳句大会や写真コンテストなんかも開催されて、ちょっとお祭りムード。猿回しには拍手が沸き上がっていました。
綾部山に、一年で一番賑やかな声が響く、花曇りだけど朗らかな1日でした。
自家製の梅ジュースや甘酒がサービスで振る舞われる。
土産に買って帰った梅の枝。
自宅でもう一度楽しむ、春の淡い贅沢。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | 綾部山梅林 |
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所在地 | 兵庫県たつの市御津町黒崎1492 |
問い合わせ先 | 079-322-3551 | 黒崎梅園組合 |
休業日 | 開園:2月11日~3月下旬 |
料金 | 入園料 大人500円、小人400円(梅ジュースまたは甘酒付き) |
駐車場 | 無料駐車場 |
公式サイト | http://www.ayabeyama.jp/ |
wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/綾部山梅林 |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1022842-d4006137-Reviews-Ayabeyama_Bairin-Tatsuno_Hyogo_Prefecture_Kinki.html |
LAST VISIT | 201803 |
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