紅葉台木曽馬牧場

豊かな大自然の中、木曽馬が暮らす牧場。

富士山の北麓で西湖を見下ろす小高い山、紅葉台の麓にある牧場です。特徴的なのは「木曽馬」と呼ばれる種類の馬がたくさん飼育されていること。木曽馬はもともとは農耕馬として活躍していた種類の馬ですが、体高が低いため重心が低く、人が乗った時にも安定感があるため、初心者でも安心して乗馬できる馬として定評があります。
ここでは約30頭ほどの馬が飼育されていて、周辺の豊かな自然の中をめぐる乗馬コースが人気を集めています。まったく初めてでも手綱の持ち方から馬のコントロールまで、丁寧に指導を受けられるので安心。さらに少し慣れたら牧場を出て近くの草地まで馬上の散歩を楽しめます。

厩舎から顔をのぞかせる木曽馬。優しい表情が可愛らしい。紅葉台木曽馬牧場では体験乗馬も可能。

乗馬でめぐる、大自然の中の散策。

この牧場から先は砂利道となり、乗馬でめぐる三湖台までのコースとなります。三湖台は西湖・本栖湖・精進湖を眺めることができる眺望スポット。馬上で山風を感じながら、大自然の中を散策することができます。その他にも青木ヶ原樹海まで馬で出かけるコースもあります。
今回は乗馬まではしなかったのですが、牧場を見学。その入口にある厩舎から首を伸ばす茶目気あふれる馬とご対面。サラブレッドとはまた違うずんぐりとした頭は愛敬たっぷりで、大人しく澄まてしいるのが微笑ましい様子でした。

木曽馬は日本古来から、本州では唯一の在来種の馬。小柄でおとなしく、昔から農耕馬や軍用馬など幅広く活躍した。

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