カナカナ
かなかな □奈良県奈良市
ならまちカフェの先駆、懐かしく新しい空間。
奈良カフェと言えば、というポジションを確立しているカナカナ。店先には入店を待つ人たちが並ぶんですが、味のある擦りガラスの古びた格子窓をバックにすると、その行列さえも絵になってしまいます。築85年の民家を改装した店内は、懐かしいけど新鮮な空間。ざわめいていた心は、あっという間に吹き抜けの高い天井に吸い込まれて消えてゆきます。あとに残されたまっさらな心に、すぅっと染み込んでくる寛ぎと安心感。それを求めて今日もたくさんの人々がカナカナの引き戸を開きます。
「よつばカフェ」に遡ること1年前、ならまちカフェの草分けとして2001年にオープン。どちらも元は友人の家という偶然。
築100年になろうかという町家をリノベーション。
古い町家独特の風合いが、そのまま残されている。
よく遊んだ家が、人々を集めていく理由。
実はよつばカフェ同様、元々は古くからの友人が生まれ育った家。住人が現在のカナカナのオーナーに替わるまでは、なんと言おうと正真正銘の民家であり友人の家でした。それが今こうしてたくさんの人を迎えることになってちょっと人慣れをしたのか、どこか以前より晴々とした表情をしているように見えます。
古めかしい柱や梁が時代を物語り、とても落ち着く雰囲気。そこに絶妙にアレンジされたカフェという現代文化がごく自然なバランスで融合しています。オーナーの趣味というブラジル音楽が流れる店内では時々パーティや展示会なども行われ、ならまちにおけるトレンドの発信源にもなっています。
店内にはカフェスペースの他にも雑貨などを販売するコーナーも。品揃えがオシャレで、思わず買ってしまう。
ヒグラシの鳴き声が、一番好きな音。
5種類のおかずと高菜ごはんが中心の「カナカナごはん」、濃厚な海老のコクと旨味が広がる「エビのカレー」が人気を二分するメニュー。どれもオーナーの心遣いが伝わる素敵な味が揃っています。
カナカナと言えば、あらゆる音の中で僕の一番好きな音。ひぐらしの鳴き声です。町中ではなかなかお目にかかれない蝉ですが、薄暮のならまちでは、カナカナがひぐらしのようにノスタルジックな気持ちにさせてくれます。
「カナカナごはん」は1番人気。野菜が多くてヘルシーで、だけど小鉢がたくさんあってボリュームもある。これにご飯と味噌汁まで付いてくる。
奈良県産コシヒカリ使用のカレーも人気。
珈琲や紅茶、スイーツも充実。
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アクセスマップ
詳細情報
名称 | カナカナ |
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所在地 | 奈良県奈良市公納堂町13番地 |
問い合わせ先 | 0742-22-3214 | カナカナ |
休業日 | 月曜日 |
料金 | - |
駐車場 | 敷地内駐車場あり |
公式サイト | http://trafika.jp/kanakana/ |
wikipedia | - |
食べログ | http://r.tabelog.com/nara/A2901/A290101/29000615/ |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g298198-d1174756-Reviews-Kana_Kana-Nara_Nara_Prefecture_Kinki.html |
LAST VISIT | 201905 |
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