大根島

活火山の痕跡が生々しく残る溶岩の島。

大根島は島根半島と弓ヶ浜半島に囲まれた中海に浮かぶ、周囲約12kmの小さな島です。実は島全体が火山で、流れ出した溶岩が広がったため島はとても平坦です。地質上の特性から、高麗人参と牡丹の栽培がとても盛んです。
島へのアクセスは東西から２本の道があって、干拓用の堰堤の上を道路が走っています。米子方面からは2004年に完成した江島大橋が便利。

大根島では昔から牡丹の栽培が盛んで、1年間に約200万本、国内生産量の約8割もの苗木が出荷されるほど。

広々とした、閑かな開放感が魅力。

江島大橋は橋脚がとても高く、上り下りが急坂なので、大袈裟に言えば空を滑空しているような気持ちになります。橋の途中に待避所があり、車を停めて眺める景色も美しいです。
大根島全体的にほとんど起伏がなく、広々とした閑かな雰囲気が魅力的です。大根島には幽鬼洞、竜渓洞という２つの溶岩洞窟があり、この島が火山活動でできていることを実感させてくれます。

大根島は約19万年前に活動した火山。しかしかなり柔らかい溶岩だったようで高い山にはならず、現在のような平たい土地になったという。

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