北山緑化植物園
きたやまりょっかしょくぶつえん □兵庫県西宮市





季節ごとに変わる、美しき花景色。
5月のバラの時期を狙って訪ねた、北山緑化植物園。甲山から連なるようにして続く山並みにあり、西宮市が運営管理しています。駐車場は有料ですが、入園は無料というありがたい植物園。ハイキングコースとしても人気の北山公園の一部になっていて、ハイカーの姿もよく見かけます。

甲山から連なる山麓に造られた「北山緑化植物園」。入園は無料で、季節ごとに咲く花々が楽しめる。


面積は9haあり、1982年に開園した。


5月の植物園は鮮やかな新緑に包まれている。


オレンジ色が鮮やかなキンセンカ。


小さな花はユーフォルビア・ポリクロマ。
5月の植物園は、まさに百花繚乱。
五月晴れの空の下、北山緑化植物園には色とりどりの花が咲き乱れていました。まさに百花繚乱。競うように咲く、小さな花から大きな花まで。コレクションするように、カメラのシャッターを押してゆきました。
この時期の見どころは、やはりバラでした。園内には高低差があり、それを利用した階段状の花壇があります。真ん中には噴水もあり、ヨーロッパの庭園のよう。そこにバラが咲き誇っています。園内には約70種80株のバラが植えられていて、華やかなバラの花々が鑑賞できます。

5月北山緑化植物園には色とりどりの花が咲き乱れていた。まさに百花繚乱。競うように咲く、小さな花から大きな花まで。


繊細で可憐な花を咲かせるシオン。


清楚な花を咲かせる一年草、オルレア。


常緑のイチイの木にも明るい新緑が芽生えていた。


さまざまな色に咲くエリシマム。
園芸図書や、緑の相談コーナーも。
北山緑化植物園には、今までに見たこともない花がたくさん咲いていました。四季を通じていつでも植物を楽しめるよう工夫されているといい、園内で育てられている草花はなんと約2,000種類。季節ごとに変わる花景色は、いつもたくさんの人々を魅了します。家庭園芸のモデルとして見てもらうコンセプトだそうで、園芸図書のコーナーや緑の相談コーナーなどを設け、市民に親しまれています。

園内で育てられている草花は約2,000種類。園芸図書のコーナーや緑の相談コーナーなどもあり、市民に親しまれている。


植物を身近に感じられる展示コーナー。


階段状になっていて、噴水のある「バラ花壇」。


この日の植物園の主役は間違いなく薔薇だった。


木漏れ日が温かい森の散策路。
日本庭園も美しい、「北山山荘」。
また園内には中国風の建築が印象的な「北山墨華亭」という建物、純和風の数寄屋造りで日本庭園も美しい「北山山荘」があり、散策の途中のひと休みに最適。北山山荘ではお茶と和菓子をいただくこともできます。
園内の奥の方に行くと、イノシシが入ってこないように腰くらいの高さの小さな扉が。その向こうは森の中の小径になっていて、ハイキングコースに直接繋がっています。北山池と呼ばれる、3つ並ぶ美しい池へもすぐ。豊かな自然とも一体化していることも、北山緑化植物園の魅力なのでした。

園内にある純和風の数寄屋造りで日本庭園も美しい「北山山荘」。庭を眺めながらお茶と和菓子をいただくこともできる。


中国風の建築が印象的な「北山墨華亭」。


「北山山荘」への入口。


苔に覆われた庭園の小径。


敷地の東側に3つの池が並ぶ「北山池」。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | 北山緑化植物園 |
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所在地 | 兵庫県西宮市北山町1番1号 |
問い合わせ先 | 0798-72-9391 | 北山緑化植物園事務所 |
休業日 | 水曜日(施設のみ休館、園内は自由) |
料金 | 無料 |
駐車場 | 有料駐車場 |
公式サイト | https://www.nishi.or.jp/kotsu/kankyo/hanatomidori/shokubutsuen/index.html |
wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/北山緑化植物園 |
食べログ | ー |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1022819-d6676618-Reviews-Nishinomiya_Kitayama_Botanical_Garden-Nishinomiya_Hyogo_Prefecture_Kinki.html |
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