ノリタケの森
のりたけのもり □愛知県名古屋市





豊かな時間を、歴史の隣で過ごす。
1904年に創業し、日本を代表する高級洋食器メーカーとして世界的にも名高いノリタケ食器。その工場跡地を活用して2001年にオープンしたのが、ノリタケの森です。広大な敷地の約4割はその名の通り豊かな緑地とし、工場として使われていた赤レンガの建物などを活用したレストラン、ギャラリー、食器販売店などを整備した複合施設です。名古屋駅からは徒歩でもアクセスでき、名古屋の観光名所として親しまれています。
ちなみにノリタケと聞くと創業者か誰かの名前なのかなと思いがちですが、則武町という所在地の地名が由来です。入園自体は無料で、ノリタケの森の爽やかな芝生広場や水盤に囲まれた庭園、赤レンガのの建物群やその館内を楽しむことができます。

昭和初期の、大煙突群の記憶。
2021年にすぐ隣に巨大なイオンモールができたのでその圧迫感はあるものの、まずノリタケの森の「煙突広場」が素敵。芝生が一面に広がり開放的な広場で、周囲には解体された建物の基礎レンガを活用した「窯壁」というモニュメントが取り巻いています。また一角にはビオトープもあり、子供たちに大人気。
メインの赤レンガ建築との間には、ノリタケのシンボルでもあった6本の煙突のモニュメントが並びます。これらは昭和初期に建てられた大煙突群の記憶。名古屋で最も高い建造物として市民に親しまれていたもので高さは45mもあったそうですが、基部の8mが残されて記念碑となっています。訪ねた時は全部が新緑の蔦に覆われた、緑の塔になっていました。

Noritakeの筆記体は、確かな逸品の証。
赤レンガの建物では、ノリタケの商品がたくさん販売されています。1枚で数万円する高価なものから、アウトレットで買いやすいものまで。誰もが知るNoritakeの筆記体は、確かな逸品の証です。館内にはカフェスペースがありノリタケの食器でゆっくりお茶を楽しむことも。また絵付け教室なんかもあり、多くの人が思い思いに楽しんでいます。我が家にも新しいお皿を買いました。
赤レンガの奥には、メタセコイヤと水盤が美しい庭園になっています。噴水もあり、ベンチが並び、緩やかで平和な時間が流れています。

ノリタケの全てを、満喫できる。
他にもノリタケの歴史が学べるミュージアムや併設の工場が見学できる施設、ギャラリーやレストランがあり、ノリタケの全てを満喫できます。たっぷり時間があるなら、3時間くらいは過ごせそうなほど。名古屋観光の日程にはぜひ組み込んでみたいスポットです。

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アクセスマップ
詳細情報
名称 | ノリタケの森 |
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所在地 | 愛知県名古屋市西区則武新町3丁目1-35 |
問い合わせ先 | 052-561-7114 | ノリタケの森 |
休業日 | 月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月26日~1月3日) |
料金 | - |
駐車場 | 有料駐車場 |
公式サイト | https://www.noritake.co.jp/mori/ |
wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/ノリタケの森 |
食べログ | ー |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298106-d320136-Reviews-Noritake_no_Mori-Nagoya_Aichi_Prefecture_Tokai_Chubu.html |
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