紫金山公園
しきんざんこうえん □大阪府吹田市





豊かな自然と、歴史文化を感じる公園。
紫金山公園は、千里丘陵の麓で最後の小高い山として今に残る紫金山一帯に整備された公園です。小山全体に広がるので園内には起伏が多く、また植生も豊かな公園です。かつて山を満開のツツジが赤紫色に覆っていたことから紫金山と呼ばれるようになったそうでしが、現在は豊かな森が育ち、その様子は変わっています。また随所に窯跡をメインとした史跡が含まれていて、歴史と文化の香りを感じる公園でもあります。

千里丘陵から連なる紫金山一体に整備された公園。名神高速が公園を南北に分けている。


高速道路下を壁画が楽しいトンネルが通っている。


公園内にある「吹田市立博物館」。
野鳥の声が響き、ゆっくり過ごせる。
紫金山公園の真ん中を東西に名神高速道路が横断しており、北側と南側のゾーンに分かれています。それぞれは高速道路の下を通るトンネルで繋がっています。駐車場は北側にあり、こちらは大型遊具や芝生広場などが家族連れに人気のあるゾーン。逆に南側には吹田市立博物館や吉志部神社、古墳や窯跡が点在する歴史や風土を感じるゾーンです。
どちらも高速道路に近いから交通の騒音はありますが、野鳥の声が響き、ゆっくり過ごせる公園です。

紫金山公園の南側エリアには、岸部地域の氏神である「吉志部神社」や古墳や窯跡が点在し、歴史や風土を感じられる。


公園の南北をつなぐ高速道路下のトンネル。


紫金山の斜面が分かる吉志部神社の石段。
森の中の、窯跡の史跡。
個人的には、変化に富んだ要素が詰まった南側がおすすめに感じました。このあたりは古くから土器を作る窯が多かったそうで、博物館でも実物大の模型などでそのことが多く紹介されています。そして実際に紫金山公園の南側エリアには森の中にその窯跡の史跡(吉志部瓦窯跡)があったり、少し離れた場所から出土した登り窯をそのまま展示してあったり。博物館で学んだことが実際にすぐ確認できて勉強になります。

このあたりは古くから土器を作る窯が多かったそうで、南側エリアには森の中にその窯跡の史跡(吉志部瓦窯跡)がある。


吹田市立博物館で見られる登り窯のジオラマ展示。


実物大の模型も展示されている。
昔からこの地にあった、環境を活かして。
また全体的に豊かな自然に包まれているところも魅力。その合間を縫うように起伏のある散策路が設けてあり、森林浴をしながらの散歩が楽しめます。あまり見かけない木があったり、古くからこの地域の田畑を潤してきた釈迦が池、また里山としての整備を目指す活動など、昔からこの地にあった環境を活かした公園づくりもまた、紫金山公園の魅力なのだと思います。

紫金山公園はまた豊かな自然に包まれているところも魅力。森の中に遊歩道が設けてあり、四季の木々を見て散歩が楽しめる。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | 紫金山公園 |
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所在地 | 大阪府吹田市岸部北4丁目及び五月が丘東 |
問い合わせ先 | 06-6834-5366 | 吹田市土木部 公園みどり室 |
休業日 | - |
料金 | - |
駐車場 | 無料駐車場 |
公式サイト | https://www.city.suita.osaka.jp/sangyo/1018152/1018167/1018168/1009796.html |
wikipedia | ー |
食べログ | ー |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1023474-d8484376-Reviews-Shikinzan_Park-Suita_Osaka_Prefecture_Kinki.html |
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