大濠公園
おおほりこうえん □福岡県福岡市
水と緑に包まれる、都心のオアシス。
天神から地下鉄で2駅、都心のオアシスとして市民のみならず観光客も多く訪れる大濠公園。大きな池を囲んで約39.8haもある公園で、水と緑に包まれた景観が特徴です。池の畔にはベンチが並び、人々は趣のある水辺の風景とともにゆったりとした時を過ごします。水面を渡って爽やかな風が吹き、都会の喧騒を忘れます。
大濠公園はその名の通り、かつて福岡城の外濠でした。元々は博多湾に繋がる草香江という入江。江戸時代初頭に福岡城が築城された際、入江の一部を埋め立てて城を守る濠としたのです。大正時代には公園としての開発がなされ、すぐ隣の舞鶴公園よりも先に整備されました。
柳島の浮見堂は、大濠公園のシンボル。
池の真ん中には柳島、松島、菖蒲島という3つの島が造られ、観月橋、松月橋、茶村橋、皐月橋の4つの橋で繋がれています。その遊歩道を歩けば、池を縦断して渡れるようになっています。島には松林が茂り、風流な趣に満ちています。また池のほとりから見る島や橋もまた、風情があるものです。また柳島にある浮見堂は大濠公園のシンボルで、多くの観光客が訪れます。
美しい景色を、眺めながら過ごす時間。
池の周囲には周遊道が巡らされ、大濠公園の全てはその周りに点在します。福岡市美術館や日本庭園、能楽堂、茶室などがあり、文化的な景観も。また池の北側にはレストランやカフェ、南側には大濠テラスという商業施設もあり、美しい景色を眺めながらの時間を過ごせます。
周遊道の一周はちょうど約2kmあり、ジョギングにもちょうど。多くのランナーが走っている姿を見かけます。常に美しい池の風景を隣に、とても気持ちよさそう。
ゆったりと流れる、大濠公園の時間。
池に浮かぶ無数のスワンボートも、ゆったりと流れる大濠公園の時間を象徴しています。池の中を泳ぐ鯉、たまに顔を出している亀、畔から餌をもらっている鴨。動物たちも皆のんびりと過ごしています。きっと大濠公園は居心地が良いのでしょう。そんなスローな時間を彼らから分けてもらい、私もしばらくベンチに座って何をすることもなく過ごしました。実は今日は仕事の急場凌ぎの出張。だから余計に、この水と緑に包まれる都心のオアシスに癒されたのでした。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | 大濠公園 |
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所在地 | 福岡県福岡市中央区大濠公園1-2 |
問い合わせ先 | 092-741-2004 | 大濠・西公園管理事務所 |
休業日 | - |
料金 | - |
駐車場 | 有料駐車場 |
公式サイト | https://www.ohorikouen.jp/ |
wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/大濠公園 |
食べログ | ー |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g14127491-d1423813-Reviews-Ohori_Park-Chuo_Fukuoka_Fukuoka_Prefecture_Kyushu.html |
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