難波八阪神社
なんばやさかじんじゃ □大阪府大阪市
圧倒的なインパクト、巨大な獅子殿。
巨大な獅子の頭が境内にあり大阪的なパワーを感じる神社として、最近ではかなり有名になってきた難波八阪神社。獅子殿と呼ばれる建物はさまざまなメディアやガイドブックで取り上げられて、大阪を代表する観光スポットになりつつあります。難波の繁華街からも近く、気軽に歩いていける距離。私も難波での商談を終えてその足で行ってみました。
1700年以上、歴史ある古社。
難波八阪神社は仁徳天皇の時代に創建されたと言われ、1700年以上の歴史。古くから難波下の宮と呼ばれ、博労町にある難波神社を上の宮として、一体の神社として崇められてきました。
とんでもない歴史を持つ神社ですが、1945年の大阪大空襲で全ての社殿を焼失し、今見られるのは戦後に復興された姿になります。
東側の鳥居からは、獅子殿が正面に。
境内は3方に道路があり、それぞれに鳥居があります。メインは本殿と正対する南側の鳥居ですが、東側の鳥居からは獅子殿が正面に見えて絵になります。
境内はそれほど広くはありません。目立つのは拝殿と獅子殿。どちらも1974年に建てらたもので、難波八阪神社の古い歴史を感じさせるものではありません。でもたくさんの神社を巡っていると直感的なものなのか、長い歴史が刻まれてきた空気感というものをどこがで感じています。
どうせ造るなら、大阪らしいものを。
まずはなんといっても獅子殿です。高さ12m、幅11m、奥行き10mとかなり大きく、リアルに表現された表情が印象的です。独特な緑色をしているのは、表面に銅粉が塗られているからだそう。吠えるように大きく開いた口の中が、実は舞台になっています。正月や神事の時に、この舞台で獅子舞や舞踊などが奉納されるのだそうです。獅子の歯は金色に塗られ、天井にはひとつひとつの格縁の中に木彫の鳳凰が施されている絢爛豪華な造り。もともとこの地域は獅子舞が盛んな地域でもあったことに加えて、どうせ造るなら大阪らしいものをということで出来上がった獅子殿は、今や観光名所としてたくさんの人を集めるようになったのです。
篠山神社などの節末社や、戦艦陸奥の慰霊碑も。
拝殿と本殿は特筆するほどのものではないですが、境内の中心で存在感を放っています。また境内にはこの地域に所縁のある篠山十兵衛景義という人物を祀った篠山神社などの節末社や、「世界七大戦艦」とも呼ばれた戦艦陸奥とともに沈んだ英霊を祀る慰霊碑などもあります。そこには戦艦陸奥の主砲に使われていた蓋が展示されていて、ファン必見のものとなっています。
ほとんどが外国人で、日本人は私くらい。
境内は外国人観光客で溢れていました。難波周辺にはホテルも多く、チェックアウトしてまず難波八阪神社に来た、みたいな感じでしょうか。ほとんどが外国人で、日本人は私くらいじゃないでしょうか。大阪も変わったなと思いながら、難波八阪神社を後にしました。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | 難波八阪神社 |
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所在地 | 大阪府大阪市浪速区元町2丁目9-19 |
問い合わせ先 | 06-6641-1149 | 難波八阪神社 |
休業日 | - |
料金 | - |
駐車場 | - |
公式サイト | https://nambayasaka.jp/ |
wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/難波八阪神社 |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298566-d1788794-Reviews-Namba_Yasaka_Shrine-Osaka_Osaka_Prefecture_Kinki.html |
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