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千とせ・肉吸い 千とせ・肉吸い

千とせ・肉吸い

ちとせ・にくすい □大阪府大阪市
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オススメ度

五臓六腑に染み渡る、絶品の出汁。

「肉吸い」なんて、思いつきもしない名称からしてインパクト大の大阪の名物料理。味もさることながら、その誕生秘話においても話題性がたっぷりで、さすが大阪的という料理です。今でこそ幾つかの店で出されるようになりましたが、元はと言えば一軒のうどん屋を訪れた芸人の一言から生まれたメニューでした。そのお店が、難波にある「千とせ」。創業50年を超える老舗うどん店です。

千とせ・肉吸い

超シンプルな肉吸いと、通称「小玉」。

肉吸いとは、簡単に言うと肉うどんからうどんを抜いたような料理です。そして麺の代わりに半熟卵がぷかぷかと浮いているのです。肉うどんがベースだから、あとは牛肉と刻みネギ、以上。超シンプル。しかし丁寧に取ったダシに肉の旨みが染み込んだ汁は、風味も良く絶品なのです。途中からは卵を破いて混ぜていただきます。まろやかさが加わり、全部飲み干せます。牛肉もたっぷり入っていて、大満足。
また通称「小玉」と呼ばれている、卵かけご飯と一緒にいただくのが千とせの流儀。専用のダシ醤油をかけて、それだけでも美味しいですし、時々牛肉も乗せて一緒にいただきます。最終的には、ネギを乗せるだけでも格別に美味しいのです。

千とせ・肉吸い

肉うどん、うどん抜きで。

はじめに少し紹介しましたが、昔は肉吸いというメニューはこの世に存在しませんでした。ある日千とせにやってきた吉本新喜劇の花紀京という芸人の方が、二日酔いのしんどさに「肉うどん、うどん抜きで」と注文したのが誕生の瞬間だったといいます。発想が面白いのはさすが芸人だなという感じですが、なかなかどうして、その美味しさが評判を呼び、やがて千とせの名物になったのです。
花紀京さんと同じように、くしくもこの日は私も二日酔い。五臓六腑に沁み渡るとはまさにこのことで、旨味たっぷりの出汁が体をスッキリさせてくれるようでした。

千とせ・肉吸い

グランド花月の1階、「千とせべっかん」。

千とせの本店は吉本興業の本拠地、なんばグランド花月の少し南にあります。いつ行っても行列になっていて、30分以上待つことが多いよう。でもなんばグランド花月の1階には「千とせべっかん」があり、今回はこちらへ伺いました。
一度食べたらクセになる味です。普段大阪に勤めている私ですが、観光客が多くてなかなか行けなかったのですが、きっとまた急に食べたくなる時が来そうです。

千とせ・肉吸い

photo.

アクセスマップ

詳細情報

名称 千とせ・肉吸い
所在地 大阪府大阪市中央区難波千日前11-6 なんばグランド花月 1F
問い合わせ先 06-6633-2931 | 千とせ べっかん
休業日 年中無休
料金 -
駐車場 -
公式サイト https://www.chitose-nikusui.com/
wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/肉吸い_(料理)
食べログ https://tabelog.com/osaka/A2701/A270202/27064407/
トリップアドバイザー https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g14127623-d3858452-Reviews-Chitse_Bekkan-Chuo_Osaka_Osaka_Prefecture_Kinki.html
LAST VISIT 202307

※掲載のデータは当ページ更新時点でのものです。以後の変更や詳細な情報につきましては、ご自身でお問い合わせの上ご確認いただきますよう、あらかじめご了承ください。

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