丸田屋・和歌山ラーメン
まるたや・わかやまらーめん □和歌山県和歌山市
快進撃を続ける、和歌山ラーメンの新機軸。
老舗が多く群雄割拠する和歌山ラーメン界で、2002年の開店という比較的新しいお店です。しかし瞬く間に評判を集めて、今では県内に複数店舗を展開する人気店に。それが丸田屋です。岩出市に本店がありますが、今回は和歌山市内のぶらくり丁店を訪問しました。ぶらくり丁店は築地通りと城北通りの交差点にあって、車でのアクセスに便利な場所にあります。
丸田屋の店内は、落ち着いた佇まい。
テーブルの上にはゆで卵と早寿司が置いてあって支払いは申告制という、いかにも和歌山ラーメン店です。店内は落ち着いた佇まいで、ゆっくりと食事できる雰囲気。メニューは色々ありますが、もちろん基本の中華そばを注文します。
これぞ和歌山ラーメンという見た目で、このご当地ラーメンの旨さを知っている私には期待が高まる他ありません。
スーッと飲めてしまう、魔法のスープ。
スープは見た目に反してあっさり。そして鼻腔をくすぐる深いコク。豚骨と鶏ガラを丁寧に下処理をした上で8時間以上かけて煮込むというこだわりのスープで、臭みも全くありません。秘伝の醤油ダレと合体すると、醤油の風味がスープに押し上げられるように口の中に広がります。そしてスーッと飲めてしまう魔法のスープ、ちょうどバランスのよい余韻のコクが残ります。
麺はストレートの細麺で、これも和歌山ラーメンらしいチョイスです。はじめは硬めですが、食べ進むにつれて柔らかくなっていき、柔らかすぎになる前に食べ終わるベストな茹で加減。もちろんスープとも相性抜群の自家製麺です。
細かいところまで、手を抜かないこだわり。
チャーシューもこだわりの逸品で、ほろほろに煮込まれた三元豚バラ肉。通常の中華そばでもけっこうな枚数が入っていますが、全然しつこくないので何枚でもいけそうです。またこの日は白飯も注文。もちろんスープと相性がいいですし、一緒に付いてきた浅漬けのたくあんがまた美味。細かいところまで手を抜かないこだわりを感じます。
それと改めて気づいたんですが、一般的に和歌山ラーメンって脇役のネギとの相性がすごく良いのです。丸田屋の中華そばも例外ではなく、ネギがいい仕事をしてくれます。スープの香り、麺の小麦の香り、香ばしいネギの香り。病みつきになる三重奏です。
複数店舗があって、使いやすいお店。
個人的に大ファンになっているものの、都会にもありそうでなかなか無いのが和歌山ラーメン。丸田屋は岩出市の本店、今回のぶらくり丁のほかに白浜などにもあり、本店では限定メニューも。使い勝手がよく、和歌山ラーメンのバリエーションがひとつ増えたようで、また和歌山を訪ねる楽しみが増しました。だいたいは仕事の用事なのですが…
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アクセスマップ
詳細情報
名称 | 丸田屋・和歌山ラーメン |
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所在地 | 和歌山県和歌山市北新5-35-1 |
問い合わせ先 | 073-423-1245 | 丸田屋ぶらくり丁店 |
休業日 | 月曜日(祝祭日の場合/翌火曜日) |
料金 | - |
駐車場 | 無料駐車場 |
公式サイト | https://www.chukasoba.com/ |
wikipedia | - |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g298204-d9633617-Reviews-Marutaya_Burakuricho-Wakayama_Wakayama_Prefecture_Kinki.html |
LAST VISIT | 202305 |
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