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山為食堂・和歌山ラーメン 山為食堂・和歌山ラーメン

山為食堂・和歌山ラーメン

やまためしょくどう・わかやまらーめん □和歌山県和歌山市
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オススメ度

和歌山ラーメンの雄、職人技の味。

和歌山ラーメンを時々食べるようになってから、行きたくてもなかなか行けなかった山為食堂。日曜日が定休のため、休日の和歌山,観光では予定が合わないことばかりだったのです。たまたま仕事で平日に近くを通りかかり、ようやく訪問することが出来ました。木曜日の14時過ぎでしたが、普通に行列。山為食堂の人気の高さが伺えます。しかし回転は早めで、それほどストレスのかかる行列ではなかったです。

山為食堂・和歌山ラーメン

懐かしく温かい、昭和の佇まい。

店内は昭和の雰囲気そのもの。店内BGMもなく、もくもくと調理する厨房の音と店員さんの声だけが聞こえてきます。細長い空間にテーブル席が並び、一番奥に3席だけ壁に向かったカウンター席があります。昔ながらのセメントの床や、店先の真っ赤なテント、年季の入った木板の壁、壁にかかった日めくりカレンダーなど、どこを見回しても懐かしい、食堂として王道の佇まい。そんな雰囲気だからこそ、より一層美味しく感じるシチュエーションってあると思います。まさにそんなお店です。

山為食堂・和歌山ラーメン

徹底的に追求された、究極のスープ。

今回はチャーシューメンとライスを注文。さっそくスープを。基本の豚骨醤油ですがややトロミがあり、和歌山ラーメン特有の「濃そうだがアッサリ」のスープです。そして旨味が強いです。3日かけて豚骨を煮込むことから始まるというこだわり。口の中に後から追いかけてくる旨味とコクがたまらない感じ。スープの底に溜まるほど骨粉が入っていて、そこから滲み出す旨味もあるのだと思います。また骨粉が入ることでスープに(気にならない程度の)ザラつきがあり、おかげで麺にスープが大変よく絡まります。その面は中太のストレート麺。少し硬めにゆがかれており、適度な弾力が食欲を満たしてくれます。
そして秀逸なのがチャーシュー。驚くほど柔らかくて、ほぼ角煮のよう。冷凍肉は使わず数時間かけてじっくり煮込むこだわりの味で、これが麺はもちろんライスとの相性も抜群なのです。チャーシューメンでは気前良く、かなりの枚数が入っています。またこのチャーシューを作る時に出たタレは、ラーメンのスープの隠し味になっているというお話。なるほど、奥が深い究極のスープができるわけです。そういった山為食堂のこだわりに感服しつつ、至福のラーメンをいただきました。

山為食堂・和歌山ラーメン

地元の方々に、愛され続けている名店。

また麺は細麺に替えてもらうことが出来ますし、硬めに茹でてもらえたり、サービスも満点。地元の方が「セット」と一言でメニューに載っていないものを注文していましたが、ラーメンとライスと漬物の3点セットの頼み方のようです。観光客相手ではなく、地元の方々に愛され続けている店なんだなと感じました。
山為食堂は昭和28年に開業した老舗。実は当初はうどんをメインにした店だったそうです。屋号はその名残というか、まさに食堂だったんですね。その証拠に店内のメニューには今もうどん各種のラインナップが残っています。今でもうどんを頼む人も多いのだとか。開業以来70年。ずっとこの場所で営業を続けているそうで、和歌山ラーメンのトップ人気店として、まだまだこれからも愛され続けることでしょう。

山為食堂・和歌山ラーメン

photo.

アクセスマップ

詳細情報

名称 山為食堂・和歌山ラーメン
所在地 和歌山県和歌山市福町12-12
問い合わせ先 073-422-9113 | 山為食堂
休業日 日曜日
料金 -
駐車場 無料駐車場
公式サイト https://www.facebook.com/people/%E5%B1%B1%E7%82%BA%E9%A3%9F%E5%A0%82/100055980044542/
wikipedia -
食べログ https://tabelog.com/wakayama/A3001/A300101/30000037/
トリップアドバイザー https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g298204-d3752074-Reviews-Yamatame_Shokudo-Wakayama_Wakayama_Prefecture_Kinki.html
LAST VISIT 202205                         

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