咲洲トンネル・夢咲トンネル
さきしまとんねる・ゆめさきとんねる □大阪府大阪市
大阪ベイエリア、未来を繋ぐ道。
咲洲トンネル、夢咲トンネルは大阪のベイエリアに造られた人工島を結ぶトンネル群です。トンネルなので通り抜けておしまいなのですが、その成り立ちや役割が興味深いのでご紹介します。
まずは大阪湾に浮かぶ3つの人工島。咲洲、夢洲、舞洲です。咲洲はコスモスクエアをはじめATCやコスモタワーで一番最初によく知られた地区。南港ポートタウンという大規模な団地もあります。舞洲は近年スポーツやレジャーの地区として人気。舞洲スポーツアイランドがあり緑地も豊富です。夢洲はかつて誘致に失敗した大阪オリンピックの選手村が計画されたこともありましたが、2025年の大阪万博会場に決まりました。地下鉄が直接乗り入れることも決まっていますし、万博の後はIR誘致も目指している、今後が楽しみなエリアです。
静かな海の底を、黙々と車を走らせて。
そんな人工島3兄弟のうち、大阪側の陸地と咲洲を結ぶのが咲洲トンネル。咲洲トンネルは地下鉄中央線も走ります。さらにその先で咲洲と夢洲を結ぶのが夢咲トンネルです。自動車専用トンネルですが、地下鉄を通す空間もすでにスタンバイされていて、2024年度からは電車も走るようになります。島と島を結ぶのですから、当然2本とも海底トンネル。いずれも地上で作った短いトンネルを海に沈めて、海中で連結して一本の長いトンネルにするという豪快な方法で建造されました。沈埋トンネルと呼ぶそうです。
海底トンネルって、普通のトンネルと何かが違います。何かって、気分だけなのですが。静かな海の底を、黙々と車を走らせて。うまく説明出来ませんが、神妙な気持ちとワクワクする気持ちが同居するようなものです。ただひたすらに特別な道を走っている感覚。。。これはごく個人的な感覚なので全く伝わらないかもしれません。
ドライブするだけでも、楽しいルート。
いずれにせよ大阪ベイエリアの開発を支え、またこれからの発展にも寄与する2つのトンネル。夢洲から舞洲へは夢舞大橋という橋がつないでいて、舞洲からUSJのある桜島エリアには此花大橋がつないでいます。こうして大阪市内→咲洲→夢洲→舞洲→大阪市内という環状のアクセスが全通し、純粋にドライブするだけでも楽しいルートが完成しました。大阪の新しいフロンティアとして、これからも注目したいエリアです。
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アクセスマップ
詳細情報
名称 | 咲洲トンネル・夢咲トンネル |
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所在地 | 大阪府大阪市此花区~住之江区 |
問い合わせ先 | 06-6614-7535 | 咲洲・夢咲トンネル管理事務所 |
休業日 | - |
料金 | - |
駐車場 | - |
公式サイト | https://www.hanshin-exp.co.jp/drivers/douro/sakishima_tunnel/ |
wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/夢咲トンネル |
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