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七里御浜 七里御浜

七里御浜

しちりみはま □三重県熊野市
公式HPwikipediaトリップアドバイザー食べログ日本の渚百選日本の白砂青松100選世界遺産
オススメ度

果てしなく続く浜は、歴史を語る信仰の道。

熊野灘に面して約22kmも続く七里御浜。砂礫海岸として日本一の長さだそうです。長大な海岸といえば千葉の九十九里浜(66km)を連想しますが、砂浜海岸としては日本一を譲る感じなのでしょうか。確かに七里御浜は砂浜ではなく、三保の松原のような小石が延々と続く海岸でした。しかしその雄大な美しさから日本の渚百選日本の白砂青松百選に選ばれていますし、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」のひとつにも登録されています。三重県最南端の紀宝町から、北へ向かって七里御浜沿いにドライブしました。途中の御浜町にある「道の駅パーク七里御浜」に車を停めて、すぐ目の前に広がる七里御浜に降り立ちました。

七里御浜

約22km、雄大な熊野灘に対峙する。

地図で見ると紀伊半島の東南部で緩やかな弓状にカーブを描く海岸線がひときわ目を引きますが、いざ海外に立ってみるとそれがよく分かります。見える景色の左端から右端までずっと小石の海岸が続いていて、美しい曲線で熊野灘に対峙しています。対峙というよりかは、太平洋の荒波でさえ優しく包んで受け止めているかのように優雅な海岸です。約22kmというのはとても長い距離ですが、視界には何も遮るものはひとつもありません。さらに広い空と広い海しかないため、七里御浜の全貌を見渡すことができます。海に正対してみれば、ただただ広い海原。水平線が遥か遠くに見え、その先に太平洋がどこまでも広がっているのを実感できます。世界の果てまで繋がっていることを。

七里御浜

世界遺産に選ばれた、歴史的な価値。

七里御浜は平坦な浜が延々と続くため、歩くための道としても古来から利用されてきました。熊野三山や西国三十三所、そして伊勢神宮を繋ぐ参詣のための道として、「浜街道」とか「巡礼道」と呼ばれたそうです。そんな歴史文化も持つ海岸だということも、世界遺産に登録された理由のひとつです。雄大な海岸の上に1000年以上も続く信仰の道、歴史を妄想してみると敬虔で厳かな光景が目に浮かびます。

七里御浜

時間をたっぷり使うべき、魅力溢れる海岸。

しばらく七里御浜で海風を浴びてみました。この海岸は小石ばかりで出来ているのですが、「みはま小石」と呼ばれ、様々な色を持つ特長からアクセサリーなどの素材として利用されているそうです。またアカウミガメの産卵地にもなっていて、七里御浜沿いにある「ウミガメハウス」で詳しく学んだり体験できます。さらにこの辺りではミカンの栽培が盛んで、いたるところで販売所を見かけます。そして最北端には世界遺産の絶景、鬼ヶ城と獅子岩。22kmもあれば、見どころがたくさんあるのです。時間をたっぷり取って行くべき、魅力溢れる海岸です。

七里御浜

photo.

アクセスマップ

詳細情報

名称 七里御浜
所在地 三重県熊野市~三重県南牟婁郡御浜町、紀宝町
問い合わせ先 0597-89-0100 | 熊野市観光協会
休業日 -
料金 -
駐車場 無料駐車場
公式サイト -
wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/七里御浜
食べログ -
トリップアドバイザー https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1121262-d1369435-Reviews-Shichiri_Mihama_Beach-Mihama_cho_Minamimuro_gun_Mie_Prefecture_Tokai_Chubu.html
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