熊野速玉大社
くまのはやたまたいしゃ □和歌山県新宮市







<国宝の古神宝類を、1200点以上も所蔵する。>
2000年以上の歴史を持つ、熊野三山の一つ「熊野速玉大社」。世界遺産にも登録されており、鮮やかな朱塗りの社殿が青空に映える姿は圧巻です。国の天然記念物に指定されている樹齢1000年を超える梛の巨木も必見。本記事では、熊野速玉大社の魅力やアクセス、実際に訪ねて分かったオススメ情報などを詳しく紹介します。
国宝の古神宝類を、1200点以上も所蔵する。
熊野三山のひとつ、熊野速玉神社。新宮とも呼ばれ、神社のある新宮市の名称の由来ともなっています。創建の年代は不詳とされますが、古書には景行58年にこの地に祀られたとあり、2000年以上もの歴史を有していて、2004年には世界遺産にも登録されました。
鮮やかな朱塗りの鳥居をくぐり境内には、樹齢1000年を越えるという梛の巨木があります。国の天然記念物にも指定されているこの大樹も見どころのひとつ。また、すべてが国宝に指定されている1200点以上もの古神宝類を所蔵していて、その一部は境内にある神宝館で公開されています。

和歌山県の東端、新宮市にある熊野速玉大社は熊野三山のひとつとして知られ、創建は4世紀と伝えられる。
静寂の境内は、どこか神々しいほどの色をした光景。
同じ熊野三山である熊野那智大社や熊野本宮大社に比べると、全体的にややこぢんまりと控え目な雰囲気なんですが、逆にそれが速玉大社の素敵なところ。初めてこの神社を訪ねたのは、闇が迫る秋の日没後。すでに境内に差し込む日差しはなく、全てのものはひんやりとした濃紺のベールを被っていました。人影もほとんどなく、ひっそりと静まり返った青い地面。それは暗くても、どこか神々しいほどの色を纏った光景でした。

熊野速玉大社の境内は他の三山よりも静かで、落ち着いた雰囲気。季節の移ろいもまた美しい。
photo.
アクセスマップ
■公共交通アクセス
- JR紀勢本線 新宮駅下車 → 徒歩約15分(約1.2 km)
- 新宮駅〜「速玉大社前」バス停 → 徒歩約2分も利用可(南海熊野御坊バス)
■車でのアクセス
- 阪和自動車道~紀勢自動車道経由で新宮市へ。新宮駅周辺駐車場または神社駐車場利用
詳細情報
名称 | 熊野速玉大社 |
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所在地 | 和歌山県新宮市新宮1 |
問い合わせ先 | 0735-22-2533 | 熊野速玉大社 |
休業日 | 無休 |
料金 | 神宝館のみ大人:500円、小人:150円 |
駐車場 | 敷地内無料駐車場 |
公式サイト | http://kumanohayatama.jp/ |
wikipedia | http://ja.wikipedia.org/wiki/熊野速玉大社 |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1023666-d1385143-Reviews-Kumano_Hayatama_Taisha-Shingu_Wakayama_Prefecture_Kinki.html |
LAST VISIT | 200410 |
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