市章山・錨山
ししょうざん・いかりやま □兵庫県神戸市





110年以上も存在する、神戸のランドマーク。
長く神戸で暮らしていますが、知っているけど見てそうで見てない、夜になると三宮の山手に光る神戸の市章と錨のイルミネーション。ひょっとしたら昔はこの街の大きなシンボルだったのかもしれません。でも今は高層ビル群に隠れてなかなか見えない、少し切ない感じもする神戸名物です。
たぶん、そこそこ歴史のあるものだという予想通り、初めて設置されたのはなんと1907年。もう110年以上前から、この場所に存在しているのです。今でもそうですが、山の山頂近くの斜面に市章と錨のかたちに生育・剪定した植樹がベースになっています。夜になると照明も点灯し、夜闇に浮かび上がるような仕組みです。1933年からイベント時のみ点灯するようになり、1967年から毎日点灯するようになりました。

神戸港起工式を記念して1907年(明治40年)、神戸市章と錨形に植樹が行われ、以降山の名称も市章山・錨山となった。


ポートアイランドから見た神戸市章と錨形。


神戸市章と錨形は150mほどしか離れていない。
実はドライブ中に、気軽に立ち寄れる。
右に市章、左に錨がくっきりと見え、それぞれ市章山、錨山と呼ばれています。標高は約250mほど。すぐそばを走る再度山ドライブウェイを通った時、この機会だからと車を降りて立ち寄ってみました。
駐車場はないので、300mほど離れたところにある駐車スペースに車を停めて、歩いて向かいます。付近にはハイキングコースもあるため、歩いて登って来る人もいます。市章は道路からすぐの場所にあり、小さな小さな道標しかないので初めは通り過ぎてしまいました。市章を形作っている植栽にはフェンスで立ち入れないようになっていますが、その手前が高台になっていて、ベンチとテーブルが設置されています。

再度山ドライブウェイの途中にある駐車場に車を停めて、道路脇の小径を歩けば神戸市章にたどり着ける。


この階段を上がれば市章の上に出る。


市章山から錨山へ向かう小径。
神戸の街を見下ろす、絶景の眺望。
神戸の街中から見える分、当然ここには神戸の街を見下ろす素晴らしい眺望があります。思った以上に急峻な斜面になっていて、上からは市章の全容は全く分かりません。だから単純に展望台としてしばらく眺望を眺めていました。麓の方から春の暖かい風が吹いてきて、心地の良い山上の昼下がり。次に街中から市章を見上げるときには、また違った見え方がするように思えました。

標高は約250mほどあるので、当然ここには神戸の街を見下ろす素晴らしい眺望が楽しめる。


市章や錨形はかなりの急斜面になっている。


まさに神戸の中心街が目の前にある。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | 市章山・錨山 |
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所在地 | 兵庫県神戸市中央区神戸港地方 |
問い合わせ先 | - | 市章山・錨山 |
休業日 | - |
料金 | - |
駐車場 | - |
公式サイト | - |
wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/市章山 |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298562-d1384608-Reviews-Shishoyama-Kobe_Hyogo_Prefecture_Kinki.html |
LAST VISIT | 202203 |
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