道の駅うずしお
みちのえきうずしお □兵庫県南あわじ市
全国ランキング2位、魅力溢れる道の駅。
長年旅行をしていたら、全国津々浦々で訪ねた道の駅は数え切れなくなってきました。道の駅はそれぞれに地域の特色を前面に出してその土地の魅力を感じられる、とても素敵な考え方だと思います。でもその中でも際立った魅力があり、とても印象に残ったのが道の駅うずしおです。淡路島の最南部、鳴門海峡に突き出た鳴門岬の先端にあります。神戸淡路鳴門自動車道の淡路島南ICを降りて5分もかからず、とても立ち寄りやすい場所でもあります。
他のどこにもない、絶景に飛び込む。
インターを降りるとすぐ、そこはもう島の最果ての雰囲気と感覚があります。じわじわと込み上げてくる、静かなる興奮。これはなんというか独特の感情で、そんな場所までやってきたという先入観的な期待がそうさせるのかもしれませんが、旅をしていて満足出来る感情のひとつです。道の駅うずしおは、まさに岬の突端にあり、そこへ向かう道はとても気持ちがいいものです。カーブの前方に巨大な大鳴門橋が見えた時、他のどこにもない絶景に飛び込んだ気持ちになります。そこには冬の強い風にざわめきたてられた海が視界の左右に広がっています。
体で感じる、自然の壮大なスペクタクル。
駐車場に車を停め、あらためて大鳴門橋が支配する鳴門海峡の壮大な景色に対峙します。あまりの絶景に息を飲みます。敷地は岬の本当の先端まで広がっているので、海峡に吸い寄せられるように、その場所まで歩きます。そこはまさに橋の真下。スッキリとした冬の青空を、巨大な大鳴門橋が跨ぎます。そして訪れた時間はちょうど潮の変わり目。大潮の日の干潮時刻と重なる絶好のタイミングでした。
橋の南側にはいくつもの渦潮が巻いており、吸い込まれそうな勢いで海上を蠢いています。またそれ以上に驚いたのは、橋の下を激流の大河のごとく流れてゆく海水です。瀬戸内海から太平洋の方へ、想像を絶する速さで大きな海の塊が流れてゆくのです。いったいどれだけの量の海水が移動しているのか。その様子は壮大な自然のパワーを感じさせます。その上を悠々とした風に海峡をまたぐ大鳴門橋もまた、こちらの想像を超える絶景です。
玉ネギの形をした、ベンチが有名。
そんな唯一無二の大スペクタクルに感動してから、道の駅うずしおの施設を楽しみます。ここでは敷地内の3カ所に置いてある玉ネギの形をしたベンチが有名。雄大な景色に個性が映える写真が撮れると人気です。建物自体はかなり古そうですが、敷地全体を通してとても今風にリノベーションされていて、古さをさほど感じない造りになっています。オールディーズがBGMで流れていて、明るく楽しい雰囲気。敷地内の建物の塗装とかサインとかも、西海岸を思わせるような爽快な感じもあり、とても上手に、そして丁寧に運営されているなと感じます。
もう一つの主役、あわじ島オニオンビーフバーガー。
さらに全国ご当地バーガーグランプリで1位と2位を獲得した『あわじ島オニオンビーフバーガー』『あわじ島オニオングラタンバーガー』。主役は肉のパティではなく、淡路島産の玉ネギなのです。これを目的に来場する観光客も多いそうで、次から次に行きたいと思わせる工夫が、そんなところからも感じられます。
というわけで、とある旅行サイトの道の駅人気ランキングでは堂々の全国2位を達成している道の駅うずしお。もともと古くからあった旅館をリメイクして1998年にオープンした道の駅。その2年後くらいに一度訪れたことがあったのですが、今は当時とは全く違って魅力にあふれる施設になっていました。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | 道の駅うずしお |
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所在地 | 兵庫県南あわじ市福良丙947-22 |
問い合わせ先 | 0799-52-1157 | 道の駅うずしお |
休業日 | 木曜日、12月31日と1月1日 |
料金 | - |
駐車場 | 無料駐車場 |
公式サイト | https://eki.uzunokuni.com/ |
wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/道の駅うずしお |
食べログ | - |
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