渦しお観潮船
うずしおかんちょうせん □徳島県鳴門市
巨大な鳴門の渦潮を、すぐ間近で見る迫力。
鳴門海峡の名物、渦潮を間近で見られる渦潮観潮船。大鳴門橋にある渦の道から見下ろすのもいいですが、やっぱり船から眺めると迫力が違います。渦潮を見るなら、絶対船がおすすめです。
観潮船は渦潮が見られる時間に合わせて、一日数回出航しています。2階建ての大型船「わんだーなると」、船底がガラス張りになっていて海中を見ることのできる「アクアエディ」など各社が船を出しているんですが、今回はうずしお汽船の小型高速船に乗船しました。高速船なので、港から渦潮の見られる橋の下まではアッという間に到着。小型船ならではの船体の揺れや水飛沫が、臨場感を高めてくれます。
観潮船に乗船すると、鳴門海峡の名物である渦潮を手の届きそうなほど近くで見られる。
大鳴門橋や航行する大型船も間近に。
大きな渦潮を狙って待機する観潮船。
よく見たら、そこは瀬戸内海と太平洋の境目。
そこでは潮の満干と複雑な地形の影響で、一部分の海水が川のように流れています。流れない部分もあり、その境界線で渦潮が発生します。船はまさにその境界線上でホバリングするので、デッキからすぐそこに、大きな音を立ててとぐろを巻く渦潮が見られます。この日は大潮ではなく、やや小振りな渦潮でしたが、それでも迫力満点。渦を巻いては消え、また現れるめまぐるしい海面が間近に迫ります。最大で直径20mにもなるという渦潮が見れたら、どんな迫力なんだろうと、想像せずにはいられませんでした。
ちなみに橋の下には鳴門側からぴょんぴょん岩のように、点々と一直線に続く岩が海面から突き出しています。聞くと地理上、それが瀬戸内海と太平洋の境目なんだとか。そんなこともちゃんと決まってるんだと感心してしまいました。
鳴門海峡では海水がまるで川のように流れている箇所があり、その淵で渦潮が発生する。
渦潮は現れては消えて、それを繰り返す。
大きいものだと直径20mを超えるという。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | 渦しお観潮船 |
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所在地 | 徳島県鳴門市鳴門公園亀浦観光港 |
問い合わせ先 | 088-687-0101 | 鳴門観光汽船 |
休業日 | - |
料金 | - |
駐車場 | 敷地内無料駐車場 |
公式サイト | https://www.uzusio.com/ |
wikipedia | http://ja.wikipedia.org/wiki/鳴門の渦潮 |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298228-d1397362-Reviews-Naruto_Whirling_Waves-Shikoku.html |
LAST VISIT | 200804 |
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