ティファニー・近江牛

宮内省御用達を勤めた、近江牛の名店。

ティファニーは近江八幡で近江牛の販売を手がける老舗・カネ吉が直営するレストラン。もちろん主役は近江牛です。長年に渡って受け継がれてきた、熟練の見極めと確かな仕入れは秀逸で、数ある近江牛を出すレストランの中でも屈指の人気を誇る有名店です。創業は明治29年。110年以上の歴史の中では宮内省御用達を勤めたこともあるという、その逸品をいただきに訪ねました。

400年の歴史を持つ、日本三大和牛。

まずその前に、近江牛とは。『豊かな自然環境と水に恵まれた滋賀県内で最も長く飼育された黒毛和種』 が「近江牛」とされ、その中でも一定以上の基準を満たした肉だけが認定の近江牛とされるそうです。日本では400年以上前から知られており、その歴史から日本三大和牛とも呼ばれています。カネ吉では自然豊かな環境にある提携牧場から、常に新鮮で美味しい近江牛を仕入れているそうです。

噛めば噛むほど口に広がる、芳醇な香り。

お店は1階が精肉店、2階と3階がレストランとなっています。今回は運良く予約が取れたランチをいただきました。ランチといっても沢山のメニューがある中、今回いただくのは近江牛ステーキランチ。柔らかな、というか滑らかな舌触りのロースステーキがメインです。ミディアムレアに焼かれた近江牛には、凝縮された肉の旨味がギュッと閉じ込められ、噛めば噛むほど口に広がる芳醇な香りがたまりません。付け合わせの野菜のソテーもそれぞれが上品に美味で、主役を盛り立てています。

近江牛を存分に味わう、様々なメニュー。

ティファニーでは他にも、近江牛を存分に味わう様々なメニューが用意されています。ステーキはもちろん、しゃぶしゃぶ、すき焼きなど、最高級の素材を満喫できる料理が揃っています。カウンター席から座敷まで幅広い会食にも対応していて、まさに地域に愛される名店でした。そして近江牛を満喫したあとは、迷わず1階の販売店に立ち寄ることを忘れずに。

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