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須磨寺 須磨寺

須磨寺

すまでら □兵庫県神戸市
公式HPwikipediaトリップアドバイザー食べログ新西国三十三所
オススメ度

風趣に溢れる、源平ゆかりの古刹。

須磨海岸の北、六甲山地の西端にあたる小高い山の麓に、たくさんの堂宇が並ぶ古刹です。創建は886年と伝わり、1200年ものあいだ人々の信仰をあつめ、またこの地に纏わる歴史を見つめてきました。境内にはその篤い信仰心と、歴史の香りを感じられます。須磨寺を訪れて感じるのは、積み重ねてきた年月が醸し出す、何にも替えがたい独特の空気感です。それはしなやかで、温かく、質実としたもの。寺には南北朝時代のものから、最近建てられたコンクリートの建物ものまで多種多様な建物がありますが、全体として不思議と調和していて、雑多な感がまるでありません。とても、居心地の良い雰囲気。

須磨寺

諸堂は、背後を生い茂る森に守られて。

正式名称は上野山福祥寺というそうです。でも長い長い歴史を経て、一般に須磨寺と呼ばれます。広々とした境内は緑や池が随所に配置され、庭園としての楽しみ方もあります。それらに囲まれるようにして、山門やお堂、祠などが佇んでいます。正面からまっすぐ伸びる石畳を奥までいくと広場があり、須磨寺の中心的な堂宇が横に並んでいます。右から見ると、護摩堂、内部に1368年に造られた宮殿を抱く本殿、大師堂、平成に新調された八角堂、朱色が鮮やかな三重塔。綺麗に整列した諸堂は背後を生い茂る森に守られて、見るも美しい光景です。

須磨寺

あらゆる歴史が、詰め込まれている。

また須磨寺は「源平ゆかりの古刹」とも呼ばれています。平敦盛の首塚や彼にまつわる多くの宝物、源氏物語ゆかりの若木の桜、義経腰掛の松などがあり、歴史ロマンを駆り立てます。敦盛が最期を遂げた「一ノ谷の戦い」の名場面、平敦盛と熊谷直実一騎討ちを再現した銅像が勇ましい「源平の庭」も必見。また芭蕉や子規の句碑、さらに民間信仰が伺える素朴な地蔵などが点在し、お寺の中にあらゆる歴史が詰め込まれている感じがします。まさに見どころが満載、時の流れと魅力ある史実の宝庫です。
境内を満たす植物もまた、須磨寺が人々を魅了するポイント。春の桜に始まり、初夏の青々とした新緑のモミジ、そしてそれが見事に色づく秋。山麓にあるので山の緑も感じられますし、その中にポツンと建つ奥の院もまた風情があります。四季を通じて自然に包まれた堂宇、それぞれの季節で美しく映える姿も見応えのある古刹でした。

須磨寺

photo.

アクセスマップ

詳細情報

名称 須磨寺
所在地 兵庫県神戸市須磨区須磨寺町4丁目6-8
問い合わせ先 078-731-0416 | 須磨寺
休業日 -
料金 -
駐車場 有料駐車場
公式サイト https://www.sumadera.or.jp/
wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/須磨寺
食べログ -
トリップアドバイザー https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298562-d1384626-Reviews-Suma_dera-Kobe_Hyogo_Prefecture_Kinki.html
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